昨日、そろそろ夏も終わりだなあ・・・
なんて感傷に浸っていたら
思い出しました。
ティンバーライフの椎名さんが言っていたことを。
「夏が終わって薪を準備しようと思っても遅いっすよ」
いけねえ、薪を買わなくちゃ!
向かった先は茅野市にある、
薪ストーブとワインのお店「ストーブ生活」。
ここは富士見町にもお店があって
一度行ったことがあるのですが、
薪ストーブや鉄鍋や、
僕が好きそうな雑貨がいろいろあって、
店員の方(奥様かな?)に聞いたら
茅野店の方で薪も扱っています、とのことでしたので、
いそいそと向かった次第です。
これが「ストーブ生活」(茅野店)さん。
偶然にも入り口には
うちの薪ストーブブランド、
「ネスターマーティン」の看板が。
こんにちわ~とお店に入ったら
中は薪ストーブ関連のグッズが所狭しと並べてあります。
煙突掃除用のブラシ。斧。ダッチオーブン。ポット。etc。
見入っていたら店長の岡田さんがきました。
薪を欲しいのですが・・・
そう相談すると、
”薪メニュー”を見せて説明してくれました。
- ナラ・クヌギ 40cm ¥450-/1束(税込み)
- 広葉樹・雑木 40cm ¥350-/1束(税込み)
- 針葉樹 40cm ¥250-/1束(税込み)
- 雑木 30cm ¥300-/1束(税込み)
- 焚きつけ ¥300-/1束(税込み)
配達の場合は、1束あたりこれに+¥500円かかるそうです。
「やっぱりナラ・クヌギがいいと思いますよ」(岡)
「今もう持って帰れるんですか?」(僕)
「大丈夫ですよ。ありますよ」(岡)
「これは乾燥済ですぐ使えるんですか?」(僕)
「使えます。うちはあちこちに卸もしてますんで」(岡)
「え?ってことは薪を作ってるんですか?」(僕)
「そうです。裏で薪づくりやってます」(岡)
と言われたので見てみたら、ほんとだ。
製材所のようでした。
「ちなみに薪は早くしないとなくなっちゃうんですか?」(僕)
「まあ、そうですね・・・だいたい冬にはピッタリなくなります。
早く準備するにこしたことはないですよ」(岡)
ああ、いい人と知り合えてよかった!
せっかく北杜市から1時間かかけてきたし、
レガシーツーリングワゴンの中は
持って行くぜ!とばかり何もない。
じゃあ今日のところはクルマに入るだけ持って帰ります、
とお願いしたら、
全部で25束入りました。
(もっとちゃんと詰めたらその倍ぐらいはいけたでしょうが・・・)
薪積んでいるレガシー、いいじゃん!
なんて見とれたりして・・・。
で、全部で¥11,250-(税込み)
ちなみに、ひと冬にどのぐらい必要なのかを聞いてみたら、
「昼夜家にいると仮定すると、1日に3束ぐらい使いますよ。
ですので、100日いたとすると300束、ぐらいでしょうかね」
300束というと、300束×450円=¥135,000-!
薪ストーブは薪代が半端ないと聞いていたけど
あらためて、ゲゲッ!
うまく灯油ヒーターと組み合わせて
できるだけ負担を軽くするしかないです。
「ちなみに、配達料かかりますが
配達してもらったほうが楽ですよ、
軽トラで一回に100束ぐらい運べますから。」
とのこと。
「こっちで暮らすと2台目が欲しくなりますよ。軽トラが!」
と言っていた友人の言葉を、ここでまた思い出しました。
いずれにしてもこの冬は
八ヶ岳でじっくり腰を据えて暮らしてみようと思います。
森林伐採などで出た木を
役所や組合などがタダで分けてくれることがあるそうですが、
朝からすごい軽トラの行列になるらしいですね。
東京ではスイッチを押すだけで床暖房が入ります。
それだけで冬は十分に過ごせます。
マンションなのでそもそも気密性も高く、
暖房にかかるガス代は知れたものです。
生活のためのエネルギーという観点では
東京は地方よりコスパが高いような気がします。
(たくさんの人が住んでいるから、割安になるのですかね)
でも、生へのエネルギーは、
どんなにコストをかけても溢れてこない。
(たくさんの人が住んでいるから、見失うのかも)
さて、生きるというのはそもそも大変なことなんだ、
と教えてくれる八ヶ岳の暮らし。
その苦労を吹き飛ばすぐらい
活躍してもらいたいです。