修理工場の平岡さんから
レガシーの修理が終わりました、
と昨日連絡があったので、
今日の午前中、早速取りに行きました。
そんでもってさあ、仕事へ・・・
と思ったのですが、
移動手段が復活したら
俄然八ヶ岳に行きたくなり、
えいや!っと仕事を振り切って、
夕方4時半には
八ケ岳に着いてました💦
(経験値で言いますが
週末に来る仕事なんてろくな話ありませんので
逃げるが勝ちです・・・)
台風が去って
久しぶりの八ヶ岳。
いろいろな人のブログなどを拝見し、
自分の家は大丈夫か・・・と、
気が気ではなかったのですが、
着いてみたら小枝がたくさん落ちているだけで、
どこも問題なし。
新しく出来たウッドデッキが
雨露に光っていて
おおお~!いいじゃん!
安心と同時にいい土日を過ごそう、と、
気合が入ってきました。
その気合の向け先はというと、
薪ストーブです。
6月に設置し、
いまだきちんと火入れしていません。
秋も深まる今日こそ
火入れ式にふさわしいじゃありませんか。
風呂に入り食事をし、
酒を片手に夜の7時、
満を持して、火入れ式を始めました。
冷たく冷え切ったネスターマーティンS33に
木っ端を入れて火を付けます。
そうしてもう少し木っ端を入れると
火が強くなってきたので、
7センチほどの太い薪を入れました。
扉を閉めて酒を飲みながら
火ってなんていいんだろう!
と感動してたら、
あれれ、
火が弱くなって消えそうになっていきます。
空気が足りないと思い
扉を開けると、
俄然火力が強まります。
じゃあ扉開けっ放しで・・・
というわけにはいきません。
パチパチ火の粉飛んできます。
薪ストーブの経験はありますが
ネスターマーティンのような
本格的なストーブの経験はありません。
説明書をひっぱりだして読んでみたら、
空気調整のレバー調整が最初に大事だとのこと。
扉を閉めて炎が弱くなっていったとき、
レバーは写真のように
一番上にありました。
でも、ここでは
ストーブの上部からしか
空気を取り入れていないことになります。
下からも上からも空気を取り入れるには、
レバーを真ん中あたりにした方が
いいことが分かりました。
こうして扉を閉めてみたら・・・
ワォ!!
グオーを音を立てて
薪が燃焼し始めました。
火が安定するまで、
これまで勝浦で使っていた
全然無名の小さな薪ストーブより
時間がかかることを知りました。
そうしてもう2本ほど薪を入れて
レバーを上に戻し、
放って置いたら、
いつもまにか部屋全体が
暖かくなっているのに気がつきました。
天井では死んでいたはずのハエが
ぶんぶん言って飛び回りはじめました。
ガスストーブやエアコンは
空気を無理やり回している感じがしますが、
この暖かさは
空気の分子自体が温まって
活発に活動し始めた、
そんな感じです。
生き物を蘇らせる温かさです。
炎を見ると
いい感じで安定してきました。
そしてトップの温度を計ると
ほぼ200度。
ストーブの鋳物と薪の炎が、
最初はケンカしていたけれど
徐々に手を取り合って
スクラムを組み始めた感じです。
北杜市の外の温度を計ったら、7度。
室内の温度は、20度。
あまりの幸せ感に
思わずネスターマーティンの前で手を合わせ、
この冬も無事家族が、
身近な人が、
笑顔で過ごせますように・・・。
なんて拝んでしまった次第です。
なんで日本人て拝むんでしょうね💦