「合計で¥44,064円になります」
「えええ~!そんなにするの!?」
とビックリしましたが、
高いよ!まけてよ!とは言えません。
イタッ!!
デッドボールをあてられたような気分でしたが、
「変わりありません、大丈夫ですね」
という医者の言葉に安堵し、
涼しい顔を装ってカードで支払いを済ませました。
何の金額かというと、
2匹の猫(とらとこた)のワクチン接種と、
心臓の検査、尿の検査、それに
一か月分のサプリメント代の総額です。
こちらが、とら。
こいつの検診料金の明細が、こちら。
そして、こちらが、こたです。
こいつの検診料金の明細が、こちら。
2匹合わせて、¥44,064円!
先月の僕の区の検診の自己負担金の約10倍です。
2匹は兄弟で、今3歳ですが、
とらが1歳の時に肺水腫になり、
なんとか命の危険は切り抜けたものの、
先天性の心臓肥大だということがわかり、
ということは兄弟のこたもそうかもしれない、
と思って調べてみたら、
案の定同じように心臓肥大でした。
それ以来、
とらは3~4か月に一回、
こたは半年に1回心臓の検査をしています。
とらは肺水腫をやってしまった手前、
毎日「セミントラ」という薬を飲んでいます。
飲み続けないとまた肺水腫になる危険があるので
僕が飲んでいる痛風の薬のような存在です。
一方でこたは肺水腫にはなっていないので
「セミントラ」は必要ありませんが、
尿結石になりやすく、
時々トイレが頻繁になり
尿に血が混じったりするので、
こちらは結石を抑える
サプリメントを飲まされています。
いつもそれぞれ別の検査があるのですが、
今日は2匹の心臓病の検査と
年一回のワクチン接種が重なったので
2匹同時の健康診断と相成ったのですが、
保険に入っているとはいえ
きびしい~!!
動物病院はサービス業に属するので
ポイント制とか雨の日割引とか
10万円以上通ってくれている猫には
ワクチンサービスとか
チュール1か月分プレゼント・・・
みたいなことしてくれたらいいのになあ、
などとブツブツ・・・。
でも先生から、
前回と変わりないので
このままの投薬を続けましょう、
と言われたときは、
そんな財布事情なんぞ忘れてしまいます。
2匹とも3歳のくせに
心臓はもう年寄りなので
良くなることはなくても
現状を維持していければ十分です。
お昼ぐらいに病院に預け
夕方戻ってくるまで
シンと静まり返った
いつもと違うリビングが
とても寂しく感じ感じたのですが、
何事もなかったように家に戻って
あっちこっち探検し始めるとらとこたの姿に
よかったなあ!と、
思わずほんとうはあげてはいけない
おやつを奮発してしまったりして・・・。
今日は子煩悩ならぬ猫煩悩全開の日でした。