週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

来年の手帳は「野帳手帳」に

この時期、

来年の手帳をどうするか

悩みます。

悩みではありますが、

楽しい悩みです。

 

毎年いろいろな手帳が出ており、

たまには浮気をしてしまいますが、

僕は結局「モレスキン」に落ち着いてしまいます。

https://www.moleskine.co.jp/

 

2016年、2017年と

モレスキンでした。

 20181114210306

(左が2016年、右が2017年)

 

そして今年(2018年)はちょっと浮気をし、

「paperblanks」という

個性的な手帳に替えました。

f:id:kogysma:20181114210742j:plain

Paperblanks | オフィシャルショッピングサイト

 

 大きさも厚さも「モレスキン」とほぼ同じ。

左ページに一週間の予定があって

右ページが何でも書けるようになっている

仕様も同じです。

違いはカバー。

「モレスキン」のシンプルなデザインに対し

「paperblanks」は凝っています。

この手帳は

ショパンの楽譜がモチーフになっていました。

 

今年一年使ってみた感想はというと、

なかなか楽しかったです。

ただ、やっぱり手帳は

「さりげない主張」が必要だな、と思いました。

ちょっと「paperblanks」は主張が強すぎました。

(もっとも、僕はクラシック音楽ファンです、

という人ならピッタリなのでしょうけど・・・)

 

そうして来年、また「モレスキン」に戻そうと思って

渋谷のロフトに手帳を見に行ったら、

意外な手帳を見つけてしまいました。

それは、コクヨの「測量野帳」の手帳版、

「野帳手帳」なるものです。

 

20181114213117

コクヨの「測量野帳」というのは

このようなものです。

 

(コクヨのHPより)

 

1949年に測量法が制定されたのをきっかけに

ニーズが増大した測量業務の現場の声を反映し

1959年に発売された、

測量作業に携わる人のためのノート

(スケッチブック)ですが、

硬い表紙、ポケットに入るサイズと薄さが好評で、

測量士以外の人たち、

例えば建築家や

アウトドア関連の仕事に関わる人にも

愛用されていました。

 

僕は大学で建築っぽい学部にいたので

学生時代にこの「測量野帳」を

使っていた記憶があります。

(もちろんカッコつけでしかなかったですが💦)

 

そのダイアリー版があったとは知りませんでした。

 

中身を見ると

これまでの「モレスキン」や

「paperblanks」と同じレイアウトです。

20181114213425

 

さらに厚さはというと・・・

 

f:id:kogysma:20181114213545j:plain

 

薄い!!

 

一日の仕事の打ち合わせはというと

多くて3回。

昔のように、To Do リストなんて

ほとんどない歳です。

(というか、仕事がない💦)

 

そして値段は、税込み¥1,458円!

 

もっと安くて軽くてシンプルでいいや・・・

と思っていた矢先の出会いでした。

ああ、これだ!

もう即決です。

 

30年以上も前

建築関係の仕事に憧れ

見栄で使っていた「測量野帳」ですが、

会社員になってそんな必要性はなくなり、

会社から配られる手帳になり、

やがてできるビジネスマンを装いたくて

ファイロファックスのシステム手帳なんぞに

したこともありましたが、

大人になるにつれて

大きさも厚さもそんなに必要性を感じなくなり、

それ以上に質素で質実剛健さを

求めるようになっていったのですが、

30年以上たった今、

行きついたのが「測量野帳」の手帳版、

「野帳手帳」でした。

 

遠回りしていた僕を

じっと待っていてくれた

”幸せの黄色い手帳”です。

 

「おかえりなさい」

そう言ってくれているようなこの手帳に

「ありがとう」と言って

来年を託したいな、と思います。

 

が、これまでの経験上

使っているうちに飽きてしまい

再来年はまた浮気してしまうかもしれませんが(笑)