八ケ岳でご近所さんのFさんから、
「カラマツの倒木をたくさん丸太にして
余っているから、
よかったら好きなだけ取りにおいでよ」
とお声かけいただきました。
いや~ありがたい!
薪は一束500円も600円もします。
八ケ岳で薪ストーブで冬を越そうと思うと
毎日暮らしている人がまともに買ったら
薪代だけで軽く10万ぐらい行ってしまうでしょう。
いかに安く薪を手に入れるか、
それは、生死をかけたエコな戦いなのです。
(おおげさか💦)
軍手をはめて軽~い気持ちでクルマで向かいました。
一輪車を貸すから使うといいよ、
とFさんに言われ、
いやいや大丈夫ですよ、
と最初は遠慮したものの、
ギックリ腰持ちなので
あったほうがいいか・・・
ぐらいの感じで念のため借りて
山に入りました。
この夏の台風で倒されたカラマツたちです。
近づいていったら
そのあまりの太さにビックリ!
そうして一つ運ぼうとしたら
余りの重さに立つのがやっと。
多分丸太一つで40キロぐらいはあるでしょう。
この前もらった米30キロ袋より
重かったですから。
とてもじゃないけど
これを持ってすいすいクルマに運べません。
一輪車借りてよかったあ・・・。
で、欲張って3つ乗せました。
しかし、今度は一輪車も動かせません。
仕方がないので
一回に一個の丸太を乗せて
えっちらおっちらクルマまで往復しました。
丸太を一輪車に載せて、
クルマのある場所まで運び、
クルマに載せる。
その単純作業に
あっという間に汗びっしょり。
最初は30本ぐらい頂いちゃお!
なんて思っていたのですが、
体力的に無理。
8本運んでもうお手上げです。
クルマに入る量も
ちょうどそのぐらいでした。
たったこれだけで息切れまくりです。
「丸太おいたらもう一回来るでしょ?」
と言われましたが、
いや~もう体力的に無理っす、
といって残念ですが今日はこれでおしまい。
そもそもクルマに積んだ丸太を
家の周りに運ぶのを考えただけで
気が重い💦
でも、一本の丸太で
一束以上の量があると思います。
乾燥が必要なので
この冬は使えませんが、
次の冬はこれで暖が取れると思うと
なんだか愛おしくなってきます。
最後の力を振り絞って
8本の丸太を丸太置き場に。
あ、そうだ、この丸太を割らなくてはいけない。
そうして、割った丸太を乾燥させる
薪小屋も作らなくてはいけない。
忘れていたわけではないのですが、
たかが薪ごときで
やらなくてはいけないことが山ほどあります。
スイッチ一つで暖かくなる東京の暮らしとは
真逆の世界。
暖かく暮らすためには
時間をかけて、汗をかいて、
ToDoリストの重要事項に組み込まなくてはいけない。
でもそうやって苦労した分
暖かさにも違いが出るのだと思います。
いや、そうなることを信じて、
今度行ったら
またFさんちに丸太もらいに行こうと思います。
そうだ、次は細マッチョ息子を同行させよう。