週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

大好きな「三分一」の天ぷらそば

土曜日、

日が高くなるにつれて

八ケ岳はスッキリと晴れだし、

庭仕事の手を休めて

昼ぐらいはどこかで

おいしいものを食べようか、と、

大好きなそば処「三分一」に行ってきました。

(”さんぶいち”と読みます)

 

八ケ岳エリアでは知らない人はいないと思いますが、

日本名水百選の一つ、

「三分一湧水」という歴史的名所の

すぐ隣にあるそば処です。

 

これがその「三分一湧水」。

(北杜市観光協会HPより)

 

そして道を挟んでこの隣にあるのが

そば処「三分一」です。

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干し柿がつるしてあり、冬の風情。

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12時半なので混んでいるかな・・・

と思ったのですが、意外とそうでもなく、

案内されたお店の中の座敷から眺めは、

その干し柿のバックに

南アルプスが険しい稜線が

鮮やかに天と地を分けていました。

 

僕は「天ぷらそば」(1100円)を注文しました。

(寒い時期は暖かい天ぷらそば、

暑い時期は天ざるって、

だいたい決まっているのですが・・・)

 

ほどなくしてやってきた天ぷらそば。

大きめのえびが2本載っています。

 

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熱い汁をすすると、

ちょっと濃い目の甘さが、

庭仕事で疲れた体しみわたります。

 

えびを寄せてそばを箸でつまみました。

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この最初の一口がたまりません💦

 

ぞぞぞー、と音を立ててすすると

蕎麦の味が鼻を突き抜け

するりと喉を越して胃袋に収まっていきます。

 

この瞬間がたまりません💦

 

この暖かい蕎麦は二八そばです。

売れ筋は十割そばの冷たいそば(1500円)ですが、

僕は個人的に二八そばの方が好みに合っているので、

ざるそばのときも二八そばを頼みます。

十割だと切れたり崩れやすかったりするので

のどごし的には二八が好きです。

 

「月舎」「藤乃屋」・・・

僕の家の周りにはおいしい蕎麦屋がたくさんあります。

すごい人気で

休日は待つこと覚悟で行かなくてはなりません。

どこもとてもおいしいのですが、

つい来てしまうのは、なぜか「三分一」。

窓からの風景がよかったり

そばを打つところが見えたりするのが

いいのかな・・・。

 

おっと、もっと大事な理由を忘れていました。

 

ここのポイントカードです。

1000円で1ポイントハンコを押してくれます。

20ポイントたまると

1000円分の食事券として使えます。

このポイントカードが

隣接する直売所と共通であるということです。

 

例えば、そば処で1500円の

十割そばを食べたとしましょう。

そうするとそば処では1ポイントにしかなりませんが、

そのレシートを持って

隣の直売所で500円の買い物をしたとすると、

合計で2000円、

そば処のレシートを見せるだけで

もう1ポイントハンコを押してくれるのです。

 

これがその直売所です。

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コンパクトで品数は少ないですが、

安くて地元の珍しい野菜などが手に入りますよ。

 

まだポイントはたまってはいませんが

20ポイントって意外に達成できそうで、

ひまわり市場のポイントカード

(1000円で1ポイント、108ポイント

まであるカード)

よりは敷居が低いというかお得感ありそう。

 

お腹を満たして家に帰る途中、

車窓から見える富士山は

雲の上に現れた天界のようです。

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冬の八ヶ岳は今晩も氷点下を超えそうですが

東京の冬よりも

なぜか心が温まります。