週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

かわいいやまねの冬眠姿を見に清泉寮へ

今日清里の清泉寮に行ってきました。

美味しい料理とかソフトクリームが目的ではありません。

「やまねミュージアム」に

冬眠するやまねを見に行ってきたのです。

 

やまねとは、

ボクシング協会の人でもなく

お笑いタレントの片割れでもなく、

ネズミ目・ヤマネ科に属する

げっ歯類の小動物のことです。

ちょうどネズミとリスのあいの子みたいな感じで

その冬眠の姿がむちゃくちゃかわいい!

やまねの写真

(清泉寮のHPより拝借いたしました)

 

日本の固有種で絶滅危惧種でもあり

国が指定する天然記念物にもなっているのですが、

この北杜市にも生息するらしく、

時折屋根裏とか、布団の中とかにいて

人間を驚かせることもあるとか・・・。

 

「やまねミュージアム」では

12月から3月ぐらいまで

このやまねの冬眠の姿が見れるとのことでしたので

ぽっかり暇になっ今日

見に行ってみようと思いたった次第です。

 

これが「やまねミュージアム」。

清泉寮の駐車場「P1」から寮の反対側の方、

人気の少ない山道を2分ほど歩くと。

ありました。

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入り口にはポスターが・・・

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こんなかわいい姿を早く見たい!

そう思って420円払ってミュージアムに。

(情報誌「八ヶ岳ウォーク」持って行けば

370円だったらしい・・・しくった!)

 

展示スペースは一部屋分ぐらいしかありませんが、

その一角が黒いカーテンで囲われていて

そこに入って覗くようです。

 

真っ暗の中に入ると

スイッチと箱があって

スイッチを入れて電気をつけて

箱のなかを覗き、

見終わったらスイッチを消す、

ということのよう。

 

で、ワクワクしながら覗いたら・・・

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こんな風にしか見えませんでした。

どこが頭でどこが体か、

どんな体制で寝ているのかもよくわからず、

想像を膨らませたのですが

やはり写真のようなかわいい姿には

重なりませんでした。

 

仕方ないね。寝ている時に明るくされたら

人間だっていやでしょう。

ごめんね、すぐ消すね・・・。

 

暗室から出ると

展示スペースにはやまねに関する資料が

たくさん掲示されていました。

 

童心に帰った気分で

丁寧に目を通したのですが、

やっぱりこの冬眠姿の写真に

釘付けになってしまいます。

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こんなのが屋根裏にいたら

ペットを飼っているようで楽しいだろうな・・・!

(それはそれで問題だけど💦)

 

このやまねは

およそ半年ほど冬眠するらしいです。

冬眠中の体温は、0度。

それで、冬眠から目覚めると

なんと、50分で36度まで体温をあげてしまうそうな・・・。

なんていう寝覚めの良さ!

毎朝めまいで1時間以上どんよりしてる自分とは

真逆の元気ハツラツぶり。

やまねの爪の垢でも煎じて飲んでみたいよ・・・。

 

このやまねに対して、

北杜市は”市の小動物”に指定し

その保護に相当力とお金を注いでいるようです。

民間企業も協力してくれているようです。

例えば道路で分断された場所を行き来できるように

こんな歩道橋を作ってたりします。

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今日は来館者も少なく

とても静かでほのぼのとした感じでしたが、

小さな子供たちがが

「かわいい!かわいい!」と連発し、

絵をかいたりしていました。

 

最後に、こんなピンバッチをもらいました。

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入館の記念に配っているようです。

絵やデザインも毎年変わっていて、

これをコレクションする人もいるのだとか。

 

なんだかあったかい気分になります。

 

清泉寮といえばソフトクリームが有名ですが、

寒い冬は「やまねミュージアム」であったまる。

そんな過ごし方もありですね。

 

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