週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

ひとり鉄鍋 ~ソーセージのハーブソルト・グリル~

この週末も

薪ストーブ料理を

ひとり楽しみました。

 

冷蔵庫には

先週末に萌木の村で買った

ソーセージがあります。

 

それを使って

ストーブの天板に載せておけば

出来上がる料理は何か・・・

ソーセージのうまみを引き出すような

シンプルな味付けにしたいな・・・

 

あれこれ考えてクックパッドなんかを見たけど

頭がいっぱいになって

疲れてきてしまいました。

 

それで考えるのが面倒になって

野菜と一緒にシンプルにグリルし

ハーブソルトたっぷりかけて食べよう。

 

うまいかどうかわからないけど

ビールのつまみになればそれでOK。

 

用意した食材は次の通りです。

 

・ニュールンベルグ・ソーセージ  4本

・じゃがいも       1個

・ブロッコリー      1/2個

・玉ねぎ         1/2個

・エリンギ        2本程度

・にんにく(みじん切り) 1かけ

・ハーブソルト      適量

・油           少々

 

そして使った鉄鍋はスキレットです。

 

スキレットに油を敷いて

にんにくを炒めます。

いい匂いが立ってきたら

そこにすべての食材を入れて、

ハーブソルトを強めにかけて、

蓋をして、以上おしまいです。

 

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やっているうちに

この上にとろけるチーズをのせてみようか、とか、

トマトスープとコンソメを入れて

トマト煮にしようか、とか、

いろいろアイデアが浮かんできましたが、

素材の味が溶け合うんじゃなく

ガツンと主張し合うような

そんな味に仕上げたいと思い、

このまま40分ほど

天板の上に載せっぱなしにしました。

 

出来上がったのがこれです。

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蓋を開けたらじゅわじゅわと音を立てて、

香ばしい匂いがリビングに立ち込めてきます。

 

それぞれの食材を一つずつ吟味しながらいただきます。

 

大きめのを1/4に切っただけの

皮付きのじゃがいもは、

ほくほくで口の中でさらさらとろけます。

皮の部分がまたおいしい。

じゃがいもは皮をむかないに限ります。

 

1/4に切った玉ねぎは、

甘いデザートのようにとろけていきます。

ハーブと玉ねぎ、

なんて相性がいいんでしょう!

 

ブロッコリーは

いつもは茹でてサラダにしますが、

鉄鍋で蒸し焼きにすると

ブロッコリーの持っている水分で

自分自身を茹で上げます。

その味は

根菜のカブに菜の花を足したような味。

 

ソーセージの油を吸ったエリンギは

コリコリと噛めば噛むほど味が広がり

さしずめ”キノコのスルメ”でしょうか。

 

 

そうしてニュールンベルグ・ソーセージです。

www.yatsugatake-beer.com

 

”ドイツ・ニュルンベルク名物の

比較的細い焼きソーセージです。

ハーブやスパイスの香りとともに、

濃縮された旨みが染みわたります。”

 

そうホームページにはありますが、

普段シャウエッセンなどの

市販のソーセージになれていると、

ええ、こんなに味が薄いの?

と拍子抜けするくらいです。

 

ですがその分肉の旨味が

味覚を通して伝わってきます。

ああ、そうか。

これが本来のソーセージなんだな。

なんて、本場のソーセージを知らなくても

なんとなくそうわかります。

 

さて、これらの鉄鍋料理を

胃に流し込んでくれるのは、

萌木の村のビール、「TOUCHDOWN」です。

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この日は一番左の

「ALT」をいただきました。

”古くてまろやかエール”と謳う通り、

本当にやさしい味で

キレとかコクとか

そういう勝負の土俵から

全然外れたところにあって、

参りました💦

 

タッチダウンされました。

 

それにしても

薪ストーブで暖められた部屋で

薪ストーブで作ったシンプルなグリル料理に

冷たいビールは、

ワインとはまた違って

抜群の相性です。