家で仕事に熱中していると、
ふと２匹の猫がどこにいるのか、
唐突に気になり出します。
いつの間にか現れたり
いつの間にか消えていたり、
犬とは違って音を立てずに動き回るので、
そういう時は仕事の手を休めて
猫探しで一服。
とりゃー、こたー、返事せい！
なんて言っても返事が返ってくるわけもなく、
多分ここかなあ・・・
なんて思ってもいない時は、
ちょっと不安になったりします。
でも根気よく探すと
意外なところに隠れています。
今日は最近のとらとこたの隠れ場所
ベスト５を紹介します。
まずは、５位。
本棚です。
近くにいないなあ・・・
なんて思って寝室に行って電気をつけると
何事だあ？とばかり、
本と本の隙間から顔を出します。
何事だあ？ってこっちのセリフです。
隠れ場所、第４位。
タンスの引き出しの中とその下。
とにかくタンスの中に興味があってしかたないようです。
遊ばせようと
たまにタンスの引き出しを開けっぱなしにしてしまうのですが、
そうすると一匹が服のようにその中に入ってうずくまっていて、
もう一匹はその引き出しの下に隠れて、
じっとしていることがあります。
隠れ場所、第３位。
押し入れ（洋服ダンス）の中。
うちでは押し入れの一部を
洋服ダンスにして使っているのですが、
つるされた洋服の下に隠れていることがあります。
ここは本当にわかりません。
暗くて見えないので見過ごしがちですが、
手探りで探していると
時折ガブリと噛んでくることがあります。
しかも、洋服が毛だらけになるので、
入って欲しくない一番の場所なのですが、
この暗くて身をひそめる感じが好きなんでしょうね。
仕方ないので、もうあきらめて
押し入れは猫用に開放してしまっています。
隠れ場所、第２位。
流し台。
まあ、台所の流し台は一番見つけやすい場所ですが、
なんでこんな冷たくて湿っぽいところに
いなきゃいけないの？
人間には到底信じられません。
そんでもって蛇口から水を出そうものなら、
驚いて飛ぶように逃げて行きます。
ならこんなところにいるな！
そして隠れ場所、第１位は、
お風呂場です。
ここは風呂好きの僕にとってはわかるような気がします。
あったかいもんな～。
でも、どうやらそれ以上に、
この蓋の下の浴槽の中の方に興味があるようです。
お湯を抜いて空っぽにしていると、
ひょっこりいたりします。
ひょっこり顔を出してくれるならいいのですが、
人間以上に堂々とお湯のない湯舟に
浸かっている時があります。
「おいおい、覗くんじゃねーよ！」
と、怒ったりもします。
この浴槽の中が大好きなので、
お湯を張っている時は
飛び込んでこないように
厳重注意です。
すきあらばダッシュで飛び込むぞ、と、
虎視眈々とその時を狙っているからです。
浴槽が大好きな隠れ家になってしまっているので、
風呂場は猫の毛まみれです。
お風呂を洗ったあとでも、
お湯の表面にうっすらと猫の毛が浮いています。
猫を飼う前だったら
洗ったばかりのお風呂に毛が浮いてたら、
洗った気分になれませんでしたが、
今ではもう何が浮いてようと平気になりました。
日本人は几帳面すぎるぐらいにきれい好きですが、
猫のおかげでずぼらな我が家です。
ときどきカチコチになったウンチが
ソファやＴＶボードの下から出てきますが、
ゴミを拾う感じで
もう気にもなりません。
猫に限らず、ペットと暮らすということは
こういう環境に慣れることを強いられるわけですが、
慣れたら慣れたで平気です。
アレルギーのある人にはそうはいかないのはよくわかります・・・
家に帰りなんとなく猫の毛が空気中を漂う中、
とりゃー、こたー、どこいる？なんて、
手洗いや着替えよりも優先して
猫探しに奔走する。
今日はどこにいるのかな？
なんてちょっとワクワクしてしまう東京での毎日は、
二匹の猫が仕事のストレスを和らげてくれています。
