昨日仕事から戻って
ダイニングテーブルの上の
郵便物を見たら、
僕宛に封筒が1通。
自分でもわかるほど
心臓がドキリと大きな音を立てました。
なに~~~!
裁判所から???
僕以上に妻が驚いたらしく
勝手に開けて中身を見ていたようです💦
中身はこんな通知でした。
一目見て思い出したのが、
今年の初めに税理士さんに
「そういえば会社設立から10年以上たってますよね?
だったら再登記したほうがいいですよ」
と言われたことでした。
僕は個人で仕事をしていますが
株式会社にしています。
僕が代表取締役、妻が取締役、
社員はゼロという
二人三脚の会社です。
税理士さんから言われた意味が
さっぱり分からなかったのですが、
会社の役員の任期は最長で10年なのだとか。
なので例え役員は変わらなくても
必ず10年以内には役員が再選されたという
登記をしなくてはならない決まりがあるらしいのです。
最近は形だけの会社が多く
犯罪の温床になっているようで
だいぶ厳しくなってきているとのこと。
最初に登記した時の書類を見てください、
と言われたので見てみたら、
確かに「任期は最長10年」らしき文言がありました。
僕の会社は2006年の6月に設立しました。
ですので12年以上たってしまっています。
とはいえ僕みたいな米粒みたいな個人会社なんか
見向きもしないだろうから
まあGW明けにでもやるか・・・
ぐらいに思っていたら、
いきなり裁判所からの
「過料決定」の通知です。
「会社法違反事件」とあります。
僕はというと「被審人」とされています。
その「過料」はというと、
9万円!です。
突然犯罪者扱いされた気持ちになって
憮然としながら通知の裏面を見たら、
不服のある場合は1週間以内に
異議申し立てをすること、
とあります。
そもそも僕のような
そんな話知らずに会社作った人がたくさんいるはず。
法務局とかの説明不足だろ!
と異議申し立てるとか、
ここ3年ほど体調不良で経営の現場に立ち会えず
その診断書もあります・・・と情状酌量にでるとか。。。
いろいろ考えてネットを叩いたら、
やっぱり同じ失敗をし、
同じこと考える人がいるんですね。
そしてすでにそういう人に向けて
いろいろな弁護士サイトがアドバイスしていました。
そんな理由での異議申し立ては
無駄です、
とのこと。
会社法を知らないで会社をやっていること自体
ダメだったのです。
ショックでもう目の前のGWが真っ暗になりましたが
僕のような人がたくさんいて、
これはスピード違反の切符のようなものです、
という誰かの言葉に
かろうじて救われました。
どうやらこの再登記違反については
最大100万までの過料が課せられること。
10年を超える年数がたてばたつほど
過料金額も大きくなるらしです。
だったら9万円はまだましな方なのか・・・。
それにしても痛い!
いや、ちょっとまてよ。
お金のことより
僕は前科者になってしまうのか!!!?
一瞬焦って調べたら、
前科はつかないらしいです。
「刑事罰」ではなく「行政罰」になるから。
あ~あ、平成最後の大失敗。
令和早々再登記に追われそうです・・・。