週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

令和を、体がこころを、こころが頭を引っ張る、そんな年にしたいと思います。

平成から令和にかけての

御代渡りを、

八ケ岳で過ごすことになりました。

本当は今日東京に戻る予定だったのですが

明日八ヶ岳に来る妻たちの時間を考えると

明日帰っても大丈夫だということになりました。

 

平成最後の夜を八ヶ岳で過ごすか

東京で過ごすか・・・。

どうでもいい話ですが

なんだか気分的に違います。

 

令和の朝を迎えた場所が

今後の運命を決めるような・・・。

思いっきり考えすぎですが(笑)

 

今日午後、ブログで知り合ったYさんご夫婦が

遊びに来てくれました。

身内を除いたら初めてのお客様です。

Yさんの別荘はデッキ超しに

南アルプスがパノラミック広がる

すごい眺望です。

 

うちはというと、眺望はありませんが

雑木林に囲まれています。

 

Yさんの別荘に行った時、

ああ、Yさんより先ににここを見たら

買ってしまっただろうなあ・・・!

なんて思うぐらいの素晴らしい眺望でしたが、

見下ろせば里山の田園風景=眺望がある=風が強い

森に囲まれている=眺望がない=風が強くない

それぞれ一長一短ありますね・・・

なんて話をして、

結局物件は「出会い」ですね、と一致しました。

 

登山が趣味なのでどうしても山の眺望にこだわりたい!

とか、

隠遁生活したいから

どうしても人気のない森の中で暮らしたい!

などと強い想いがない限り、

人間の優先順位なんてころころ変わるものかもしれません。

「住めば都」なんていうのも、

そんな”いい加減”さから生まれた言葉なのかもしれません。

 

Yさんからお土産をいただきました。

Yさんのお住まいの島田市名物「黒大奴」と、

北杜市図書館のトートバックです。

トートバックは

図書館のメンバーカードを作るともらえると聞いていたのが、

今はもうもらえるものではないもの。

超レアものではないですか!!

20190430194219

 

なんだか北杜市民になった気分。

北側の部屋に置いておくと湿気でカビが生えるので

これはリビングの比較的日当たりのいい場所で

大事に使わさせていただきます。

 

さて、平成最後の夜をどう過ごすか。

 

まずは「たかねの湯」に行って

平成の垢落としです💦

f:id:kogysma:20190430211714j:plain

 

どんな垢がついていたんだろう・・・?

 

僕が社会人になったのが

昭和60年ですので、

平成はほぼほぼ丸ごと仕事三昧の歳でした。

結婚して二人の子供を授かって

でも今思うと

その瞬間瞬間を慈しんでいなかったというか、

別のことや自分のことで一杯になっていたというか、

良き父らしく振舞っていただけだったというか、

そんな反省がこみあげてきました。

頭とこころと体の3つの関係が、

頭がこころを引っ張り、

こころが体を引っ張っていったような、

そんな感じです。

結果、ヒーヒー言いながら最後に

ついていった体が最初に悲鳴を上げ始め、

そのあとにこころも泣き始めようとしていて、

結局頭だけはしっかりもの。

 

令和はそうじゃなくて逆。

体がこころを引っ張り、

こころが頭を引っ張るような

そんな年にしたいと思います。

そうして人生の後半戦を

頭とこころと体のぎくしゃくした関係の

修繕に費やしたいと思います。

 

八ケ岳はそういうリハビリの場所に

ちょうどいい場所です。

 

2年前の平成最後の大きな買い物に

体もこころも支えられて

頭もゆるゆる癒されて、

そんな令和になればいいなあと思います。

 

今日の夕方の退位礼正殿の儀で、

「象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、

こころから感謝します」

そう言われた明仁天皇の姿を

たかねの湯のロビーのテレビで見ながら

なんだかジーンと感慨にふけりました。