週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

この暑さで猫が脱水症状になりました。

この月曜日、

飼っていた2匹の猫の1匹、

こたろうが、

体調を崩しました。

日曜日から月曜日にかけて

4回ほど吐きまくり、

食欲もほとんどなく

ぐったりしています。

 

こりゃやばい!

と思って近くの病院に連れて行って

エコー検査、血液検査をしたら、

ただの脱水症状でした。

 

先天性の心臓病を持っていたり

しょっちゅう尿結石が出る体質の子なので

元気がないとすぐ大きな心配をしてしまいます。

 

でも、猫の寿命はおよそ人間の1/5程度。

その分病気になったら

5倍ぐらいの速さで病気が進行するので、

何か異変を感じたら

すぐ病院に連れて行かないと

手遅れになることもあるのです。

 

先生も丁寧に調べてくれたのですが、

腎臓も平気。結石もできておらず。

ただ血中濃度が高いだけなので

ここのところの急激な気温変化に

体がついていけず、

結果脱水症状になっていたのでは、

との診断でした。

 

ほっと胸をなでおろしました。

 

そうして会計をしようとして

金額を聞いたら、

なでおろした胸がいきなり逆撫でされた感じになりました。

 

消費税込みで、¥25,704-!

 

なんでそんなにするの?

と思って明細を見たら、

おおどころで、

血液検査が¥2,500-。

エコー検査が¥6,000-。

補液注射が3本で¥5,500-。

それに診察料やら薬やらで

この金額になっていました。

 

人間がもしも脱水症状で入院したら

自己負担で10万近くになると聞きました。

でもある程度やばいな、という感じが

わかるので、

もしも脱水気味になったら

暑さを避けた場所で

ゆっくり休んで

ポカリスエットとか飲んで・・・

みたいな対処ができるでしょう。

 

でも猫はそうはいきません。

バカなのか何なのか、

いつものお気に入りの場所で居眠りしていたら

そこに太陽が当たっていて

熱中症になっていた・・・

みたいな話もよくあるとのこと。

 

一応動物保険に入っているのですが、

それでも一日の診察料に下りる金額が

MAX¥5,000-なので、

2万円自己負担したことになります。

 

猫はてがかからないよ、などと言われますが、

どうしてどうして。

言葉が通じないので

心配したらきりがなく、

そのたびに病院に連れて行ったら

毎回万札が飛んでいきます。

 

いや、猫に限らず

動物を飼うってそのぐらいの覚悟をしなくてはいけない、

ということなのです。

 

そりゃそうです。

かけがえのな命ですから。

命に人間も猫も犬もありません。

 

中国では子猫を踏み潰した若い女性の動画が

非難されました。

韓国では買った子犬が自分の糞を食べたことに怒り、

売ったお店にその子犬を投げつけ

死亡させた事件が

非難を浴びました。

 

すべては人間の思惑の中にあります。

 

猫を飼ってから、

水路に流された生まれたばかりの子犬が助けられたり

極寒の猛吹雪を浴びて死にそうになった猫が

暖めたら奇跡的に息を吹き返したり、

一ヵ月ぐらい気づかれなかった

孤独死した男性のアパートに入ったら、

やせ細った猫がにゃーにゃー鳴いて出てきたり・・・。

そんなニュースを目にするたび、

胸がぎゅっと締め付けられたように痛みます。

 

そう、ペットはすべて人間の思惑の中で生きているのです。

 

今回の治療費に驚きながらも

ぼんやりとそんなことを考えていたら

たかがお金じゃん!

バカはおまえだよ!

というもう一人の自分の声が聞こえてきました。

 

何よりも命が大事。

 

今日ようやく元気を取り戻し、

ありがとう、と言わんばかりに

息子の膝に顔を摺り寄せてきた

こたろうでした。

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