雑木林の庭には
たくさんの落ち葉や枯れ枝が落ちてきます。
伐採などもちょくちょくすると
大量の枝がたまります。
伐根などもすると
木の根っこなんぞもゴロゴロたまってきます。
薪ストーブの焚きつけ用にちょうどいいや・・・
と思っていたのですが、
とんでもない!
焚きつけに必要な量をはるかに超えて
どうしてよいかわからないほどのゴミの山になります。
去年の夏ごろからたまっていた伐採した枝の山が
幅3メートル、高さ1メートルぐらいになってしまいました。
これを廃棄処理業者にお願いすると
数万円かかります。
毎年この処理にこれだけの予算をかけられません。
というわけで、
家庭用焼却炉なるものを買いました。
これです。
グリーンライフ(GREEN LIFE) 落ち葉焼却炉 OED-80S
サンワステンレス製の約80L。
煙突の高さまでが140cm。
ロストル(炉の中に敷く台)と灰掻き棒がついて
送料込みで、9900円ぐらいでした。
この週末は
これで伐採した枝の山の大焼却大会となりました。
八ケ岳に到着した金曜日の午後、
雨の合間を縫うように
1時間ほど試し焼却をしました。
ステンレスのシルバー色が
あっという間にブロンズ色に変色しました。
火の付き具合もいい感じ。
途中雨がぱらつき、本番は翌日の土曜日に持ち越しです。
そうして迎えた土曜日。
朝から焼却大会本番の始まりです。
木の枝は湿っているのにもかかわらず
ものすごい勢いで燃えていきます。
蓋を開けようものなら
バックドラフトのごとく炎が襲ってきます。
おかげで髪の毛の一部と
腕の毛が焼けてしまいました💦
2時間ほどたつと
ブロンズ色の焼却炉は
真っ黒に変わっていました。
あまりの燃えっぷりに
夢中になってしまいました。
大きな枝の山だったので
3回ぐらいに分けて気長にやろうと思っていたのですが、
どんどん減っていくのが快感で、
妻も参画してくれたこともあり、
面白がって燃やし続けることおよそ5時間、
ためていた全ての枝、根、落ち葉を
焼ききりました。
なんという爽快感!
これはいい買い物をしたぞ。
元を取ったぞ~!
でも灰を掻き出してみたら
ロストル(炉の中の台)が
熱でグニャリと曲がってしまっていました。
この焼却炉は
たぶん何度も使用しているうちに
いずれ限界がくるような気がします。
でも、こんなに楽しんで気持ちよく
1万円せずに雑木林の整理が出来るのですから
いい買い物をしたと思います。
煙突からモクモク出る煙は多少気になりましたが
山の空に吸い込まれていくように
消えていきました。
多分都内じゃひんしゅくを買うと思いますが、
これぞ田舎ならではの自由というもの。
♪焚火だ焚火だ落ち葉焚き~♪
そうか、今度はこの炉の中で
イモでも焼いてみようかな、と思います。