週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

かかっている病院を整理整頓してみましょう。

僕の持病は2つあり、

一つは痛風、

もう一つは神経系の頭痛。

痛風においては

T大学病院の痛風リウマチセンターに、

頭痛においては

O病院に通っていました。

どちらも大きな総合病院です。

 

ですが、どちらの総合病院も患者が多く

いつも2時間ぐらい待たされます。

もう待たされるのはわかっているので

のんびり本でも読んで待っているのですが、

さばききれない医者の先生の方が

大変なのではないか、と、

時々思ったりしていました。

 

そんな折、

痛風で通っているT病院から、

紹介状を書くので近くのクリニックに行ってほしい、

と言われました。

理由を問うと、

あまりに患者さんが多いので手が回らず、

状態が安定していて薬だけ処方の患者さんには

できるだけ近くのクリニックに行ってもらうように

しているのだとか・・・。

 

僕の場合、2か月に一回T病院に通っていたのですが、

全然安定しているにもかかわらず

ベルトコンベアー方式で

毎回血液検査をされていたので、

必要ないのになあ・・・と思っていた矢先のこと。

全然OKとばかり紹介状を書いてもらうことにしました。

 

その紹介状を持って次回に行ったのは、

地元の小さな内科クリニック。

血液検査をせずに状況を聞いて

すぐに薬を処方してくれました。

 

血液検査しないんですか?

と聞いたら、

安定しているのでそんな毎回は必要ないです、

と笑って答えてくれました。

 

さて、もう一つの頭痛の方ですが、

ここも患者さんが多く

T病院と同じような状況になっていたらしく、

時期を同じにして

紹介状を書くので地元の内科に行ってほしい、

と言われました。

 

バスに乗っていく手間が省けるので

こちらも全然ウェルカムです。

 

どこのクリニックに行こうかな・・・

と考えたら、

内科なので

痛風と同じクリニックの先生に診てもらうことにしました。

 

そうして今日O病院からの紹介状を持って行ったところ、

その先生、内科の中でも脳神経が専門らしく、

喜んで(?)引き受けてくれました。

 

つまり、僕の痛風と頭痛の持病は

すべてこの先生に診てもらうよう

一本化したのです。

 

薬の処方において厚生省の指導が厳しくなったらしく、

両方の病気を合わせて、

一ヵ月に一回見診てもらうことになりましたが、

今日2つの持病を同時に診察してもらった診察料の自己負担が

600円でした。

 

ええっ、安!

 

というのも、

痛風のT病院での診察料は平均2600円。

(血液検査を自動的にされてしまうので高いのですが・・・)

頭痛のO病院での診察料は440円。

痛風は2か月に一回、

頭痛は3か月に一回通っていたので、

一年間の診察料を合計すると、

17,360円になります。

 

一方でこのクリニックに一本化したら、

一回当たり600円で

一か月に一回通ったとしても

7,200円。

薬代は同じなので、

持病の医療費は

年間およそ1万円の節約になりそうです。

 

しかも僕のクリティカルポイントを俯瞰して診てくれる

マイドクター、

自分の体のコンシェルジェが出来たわけですから

これはうれしい誤算!

 

帰りのお昼はルンルン気分で

思わずいつもの倍のランチを注文してしまいました💦

 

1万円ごときで喜んでしまうのは

貧乏性なのかもしれませんが、

高齢になればなるほど

生活費のうち医療費の占める割合が大きくなっていくと言います。

運動したり、食事に気をつけたりして

健康になることはもちろん大事ですが、

かかっている病院を整理整頓をしたり

マイドクターを見つけるよう努力することも、

年金問題が勃発している中、

自分が出来る工夫だと思いました。

 

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【自宅でできる人間ドック】