去年分解修理して
直ったと思ったトイレですが、
やっぱり調子がおかしい。。。
タンクに溜まった水が
2,3日すると全部なくなってしまうのです。
簡易水栓なので
気がつくと汲み取り料がえらい高くついてしまいます。
もう30年近くなるこのトイレ。
部品もないということなので
取り替えることにしました。
そんでもって、
どうせならトイレの雰囲気ごと変えてしまえ!と、
昨日今日とトイレの壁のペンキ塗りに挑戦しました。
まずは使用したペンキですが、
「ベンジャミンムーア」という
DIY大国アメリカでは有名な塗料です。
カラーバリエーションは3600種類。
垂れない、跳ねない、臭わない、という優れもので、
お値段はというと
およそ0.9Lで約5000円という、
ホームセンターなどに売っている
ポピュラーなそれと比べたら
3~4倍ぐらい高いのですが、
何といっても3600色の中から選べ、
お店で調合してくれるオーダーメード形式です。
この週末八ヶ岳に来る前に
青山にあるベンジャミンムーアの
本社(ショールーム)に
ペンキを買いに行きました。
外苑前駅から徒歩3分ほどの青山通りに面したお店。
小さいお店ですがこんな一等地にあるということは、
それなりに儲かっているんでしょうね。
店に入ると1階に調合機や色見本がズラリ並んでいて
2階は実際にペイントされた壁が見れる
ショールームになっています。
ショールームを見たり
店員さんといろいろ話をして、
八ケ岳のトイレの色は
エメラルドグリーンにすることにしました。
それも濃淡2色のコントラストで
奥行き感を出そう、という作戦です。
購入した塗料は
「Aura」という商品名の3割程度ツヤありで、
濃淡それぞれ0.9L缶1缶ずつです。
さあ、これを持って昨日八ヶ岳に入り
さっそく作業開始です。
こんな普通の壁紙のトイレがどんなふうに変わるのか?
いや、そもそも人生初の壁紙塗装です。
果たしてうまく行くものか・・・。
まずははがれていたり、
穴が開いていたりする壁紙の部分補修作業です。
コーキング剤で穴や隙間を埋め、
はがれた部分は壁紙用ボンドで接着させます。
壁の両側には
タオルハンガーとトイレットペーパーホルダーがあるのですが
ダサいので思い切って取っ払うことに。
この埴輪のような顔つき、見ると可愛いかったりするのですが、
プラスチックの安っぽい感じが時代を感じます。
ネジを外したら取れると思ったのですが、
裏面がガッツリ糊付けされていてなかなか取れません。
ドライバーをねじ込んで力まかせにはぎ取ったら
壁紙まではがれてしまいました💦
あちゃー!
仕方ない、まずはこの壁紙の修理です。
壁のペイントをするつもりなのに
壁紙の修理かよ・・・
そう思うとやる気が失せるので、
昨日は下地の準備作業で終了しました。
さて、気合新たに、今日です。
マスキングテープを張ることにおよそ1時間。
じんわりかいた汗を拭い、
アイスコーヒーで一息入れて、
いよいよペイント開始です。
刷毛とローラーを駆使して
おそるおそる塗り始めたのですが、
これが意外にも楽しい!!
DIYの楽しさは塗装にこそあるんじゃないか?!
と思うほど楽しい。
ベンジャミンムーアの塗料は2度塗りなので
苦労が2倍かと思いきや、
楽しさが2倍です。
まあ、垂れないといってもやっぱり垂れるし、
トイレタンクの裏側は塗れないし、
マスキングしても
木枠に塗料がついたりしてしまったのですが、
朝10時のマスキングに始まり、
乾燥させたりする時間を含めたら
塗装作業に関わっていた時間はおよそ9時間。
気がついたら夜になっていました。
そうして色が変わったトイレがこちらです。
初めての塗装にしてはまずまずかな・・・。
これからトイレを交換し
タオルハンガーやトイレットペーパーホルダーを
取り付けようと思いますが、
子供の頃
楽しかったプラモデル作りを思い出しました。
中古の家を買って自分仕様にいじる楽しみ。
今日は久しぶりに童心に帰った気分になりました。