台風が去った今日
一人長野県伊那市の
分杭峠（ぶんぐいとうげ）というところに行ってきました。
ここは、「ゼロ磁場」（磁場がゼロ）で有名な
パワースポットです。
「ゼロ磁場」と聞いて
体が宙に浮くのではないか・・・
と薄っすらと妄想した方もいるのではないかと思いますが、
宇宙ではないのでそういう場所ではありません。
「ゼロ磁場」とは、
Ｎ極とＳ極がぶつかり合って
お互いの磁力が相殺されてしまう場所のことです。
なので、ゼロといういい方は
妥当ではないような気がします。
かなり相当なエネルギーがぶつかり合って
バランスが取れているのです。
「ゼロ磁場」は日本を横断する断層、
中央構造線上にあるようで、
実はこの線上には
鹿島神宮、諏訪大社、豊川稲荷、
伊勢神宮、高野山といった
有名な神社仏閣があるのです。
つまり、霊験あらたかな神社仏閣は
「ゼロ磁場」だったりするのです。
僕が今日行った分杭峠は
神社や仏閣などの建物はありませんが、
日本でも有名な「ゼロ磁場」らしく、
パワースポットブームでかなりの人が
訪れるているようですが、
昨日までの台風で
旅行を取りやめた人が多かったのでしょう。
それが幸いして
きれいな夏空の中
人ごみにまみれることなく
気持ちよくパワーを浴びることができました。
分杭峠の「セロ磁場」（気場）に行くには
途中の駐車場にクルマを止めて
シャトルバス（往復で800円）に
乗らなくてはいけません。
ここがその駐車場の入り口です。
ここから入ると駐車スペースが広がっています。
今日は人が少ない、といっても、
これだけのクルマが止まっています。
この駐車場の隣がシャトルバスの発着場になっています。
磁場産業、賑わっています。
ここにちょっとした「ゼロ磁場」の場所があって
どういう場所かを事前に体感することができました。
そう、ここに磁石を置くと
針がでたらめに動くのです。
あと、手のひらを近づけると
ピリピリするとありましたが、
僕にはそれがわかりませんでした。
さて、バスがやってきました。
知らない人同士、ちょっとした遠足のような気分。
狭くて急峻な国道を行くこと１０分、
バスは気場の入り口に到着です。
ここから１００ｍほど行くと
その「ゼロ磁場」です。
こんな山道を下っていくと、
間もなく気場が見えてきました。
山の斜面に
人が同じ方向を向いてただ座っているだけの光景。
異様といえば異様です。
僕もその異様な光景に仲間入り。
この丸太に座ってただじっと精神統一。
パンフレットには
1時間以上はいないでください、
気分や体調が悪くなります。
とあったので、
それだけパワーが強いということなのでしょう。
体調悪くなるのはいやだけど
これは何らかの効果をもらって帰らんと・・・！と、
４０分だけいることにしました。
心を無にして
深呼吸して
ただただ座っているだけ。
さて、その効果はというと・・・、
ちょっとした変化を見つけました。
その１：
手の一部がピリピリし始める。
→２０分ぐらいしたら、左手の親指の先と
付け根の甲の部分が
ピリピリというかチリチリというか
そんな感じがし始めました。
その２：
眠くなる。
→徐々に肩のこりが取れて
楽になっていくような気分と同時に、
眠気とだるさがやってきました。
これが「ゼロ磁場」のせいか、
それとも森林浴のおかげなのか、
全くわかりませんが、
何はともあれ変化が起きたことは事実。
人体実験成功です！
（隣に座っていた人なんかは
うわー、左足全体がピリピリする！
と驚いていましたから、
人によって差はあれど、
何らかの影響があるのでしょう）
その「ゼロ磁場」体験をあとに
八ケ岳の山小屋に戻ろうと運転していたら、
猛烈な眠気が襲ってきました。
しかも少し腹も減ってきた。
こりゃどこかで休憩だ、と思って
高遠そばのお店に入ったのですが、
そばが来るまでの間
眠くてこっくりこっくりしてしまいました。
一息ついてまた帰路へ。
途中、原村の自由農園で野菜を買っていたら、
またちょっとした変化に気がつきました。
その３：
心臓の筋肉が痙攣する
→瞼や二の腕が疲れた時などピクピク痙攣するのは
よくありますが、左の胸筋が痙攣するのは初めて。
もちろん痛くもなんともないのですが、
家に着いて風呂に入るまで
ピクピクは続きました。
いくつかの資料によると
「ゼロ磁場」は、
頭痛や肩こりなどの生活習慣病、
うつ病などの精神疾患、
さらには癌などにも効果があるとされているようです。
それが幸運、開運を呼ぶ
パワースポットとされている由縁です。
今日はたまっていた毒素を出すことが出来たのかな？
今度は
伊那の名物「ソースかつ丼」を狙って
秋にでもパワーをもらいに行こうと思います。
