今日は行きつけの美容院で散髪を。
そろそろ髪の毛がモサモサとじゃまだなあ・・・
と思ったら、
何と、5月の初旬に行ったきり、
3か月以上もたっていました。
といっても、いつも散髪の時に感じること。
平均すると、3か月に一回のペースで
僕は散髪をしています。
でもその3か月が
徐々に短く感じられる今日この頃。
一ヵ月ぐらいたったかな、と思うと、
3か月ぐらい経っています。
つまり、若い頃よりも
3倍のスピードで時が早く流れているように感じるのです。
歳をとると時がたつのが早いんだよ~
と息子に言ったら、
それはジャネーの法則といって
心理学的に証明されているんだよ、
と教えてくれました。
ジャネーの法則とは、
年を取るにつれて、
時間が経つのが早く感じるようになる、
という、
19世紀のフランスの哲学者、
ジャネーが発案した心理学的学説です。
簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)と主張したものである。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。(Wikipediaより)
この法則を僕の年齢に当てはめると、
おおよそですが、
僕が1歳の時に感じた一週間が、
今の僕には1年に感じられる、というのです。
わかります。
あれ、一ヵ月前に髪を切ったのに・・・
と思ったら、
もう3か月経っている今日この頃。
どんどん体感時間は短くなっていくのでしょうね。
最後は1日、1時間、1分の中に、
そして最後の最後には
息を吐いて吸うまでの間に
春夏秋冬が凝縮されていく。
それはそれで
歳をとるって
美しい光景や記憶を一気に見ることができて
効率的でいいような気もするのですが・・・。
そう言えば
義理の祖母が亡くなる瞬間、
ベッドの上で
「いまから上に行ってきますから」
と言いました。
その時、
ああ、ちょっとボケちゃったのかな・・・
と思ったのですが、
今ではそう思いません。
多分その「上」とは、
美しい春夏秋冬と
過去のこれまでの様々な記憶が
吸い寄せられるように集まった場所なのだと思います。
光陰矢の如し。
明日は、
ついこの前までセーラームーンで
踊っていたはずの5歳の娘が
結婚して新居に引越しします。
その手伝いに行ってきますが、
1分1秒を大切にしたいと思う気持ちが
以前よりもどんどん高まっている
今日この頃です。