週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

「オープンアトリエ」で、八ケ岳のアーティストと交流できました。

陶芸、木工、金属、ガラス細工、染色、紙すき・・・。

八ケ岳にはたくさんのアーティストがいて、

ひそかにあちこちで芸術作品が生まれているのですが、

なかなかお目にかかれません。

 

例えば食べ物なら

道の駅や●●市場みたいな場所があって、

たくさんの農家さんの作った野菜や果物や加工品などが

一堂に集められ、

見ごたえ、買いごたえがあるのですが、

アート作品となるとほとんどありません。

 

あったとしても

道の駅や●●市場の隅っこの方に

ほんの少しだけ、申し訳なさそうに展示されているだけ。

 

そんなシャイなアーティストさんの作品を

正々堂々と鑑賞できて、

アーティストの方々と話をしながら

気に入った作品はその場で買える

(場合によったら安く・・・!)

そんなイベントが

先週末の八ヶ岳で開催されていました。

 

「オープンアトリエ」というイベントです。

 

yatsugatake-art-craft.jp

 

このイベントは毎年秋に開催されていて、

もう15年になるらしいのですが、

知りませんでした💦

 

今年はおよそ30店舗が

このイベントに参加していたようで、

妻と義理の妹と3人で

行って来ました。

こののぼりが立っているのが

参加しているアトリエです。

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土曜日、日曜日の2日に渡って、

ぶらりとドライブがてらだったのですが、

それはそれはとても有意義な体験でした。

 

パンフレットやサイトで見るよりも

実物はやっぱり違いますね。

 

しかもそれを生み出した作家さんと

おしゃべりできるというのは、

なかなかないと思います。

 

というか、

僕らからすると作家さんは

気難しそうで

話しかけていけないような・・・。

一方で作家さんからすると

お客さんが来ても

どう対応していいかわからないような・・・。

 

そんな両者の間柄を

ばっちり取り持ってくれました。

 

7~8件ほどのアトリエを巡ったでしょうか。

共通して言えることは、

作家さんのすべてが

いいひと!

ということです。

 

朴訥としていて

正直で

商売っ気がなくて、

これ東京で買ったら

倍ぐらいするんじゃない?

といった

面白い作品や

心に響く作品と出会いましたが、

儲けようとしている気配が微塵もありません。

 

それどころか

黙々と一人創作に打ち込んでいるからでしょうか、

僕らのようなしろうとお客に

自分のコンセプトをお話しできるのが

楽しくて仕方ない感じで、

僕らもそれを聞くのが楽しくて、

話すと長くなりそうだから

ささっと入って

ささっと出てこよう、

なんて初志は

吹き飛んでしまいました。

 

とかなんとかいいつつも

結局何も買わずに

巡っただけで終わってしまったのですが、

もうちょっとお小遣いがあれば

絶対買っちゃっただろうな・・・

みたいな作品が

いくつかありました。

 

来年はお小遣いをためて

このイベントに臨みたいと思います。