週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

運転開始、薪ストーブ。

今日の夕方4時過ぎに

八ケ岳に入りました。

 

この週末あたりは

我が山小屋の雑木林も

紅葉全開かな・・・

なんて期待して行ったら

去年ほど美しくありません。

木の中にはもう落ち葉が落ちきっているのもあれば

まだ緑の葉っぱをつけているのもある。

もみじなどはまだ緑のまんまです。

木によって葉っぱが色づくのに差があるようです。

ちょっとがっかり・・・。

 

家に着いたら

室温:13度。

湿度:72%。

 

窓を全開にしたら湿度は少し下がりました。

 

さてと。

今日はいよいよ薪ストーブ、

ネスターマーティンに火入れをしようと思います。

 

とはいってもそれほど寒くはないので

とりあえず灯油ヒーターをつけることに。

でもヒーターをつけても

15度以上上がりません。

やっぱりネスタマ君、

君の出番だぜよ!

とばかり、

小枝と焚きつけ用の薪をくべて

火を付けました。

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とろ~り細く弱弱しく立ち上がる火。

しかし、見る見るうちにぐんぐん育ち、

あっという間にゴウゴウと音を立てて

大きな炎となって噴き上げ始めました。

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火入れ、成功。

 

さて、炎が安定するまで

ソファーに座ってぼんやり眺めていたら、

なんだかリビングのあちこちで

虫が飛び始めました。

 

カメムシ、蜂、あぶ・・・などなど。

 

どこから出てきたんだろう?

灯油ヒーターのときは現れなかった命が

一斉に蘇り、

ネスタマの火入れを喜んでいるようです。

僕も虫たちと同じ。

この鋳鉄から発せられる熱は

空気の分子、体の分子一つ一つを温め

分子自らを目覚めさせる温かさ。

例えば同じ18度の室内でも、

薪ストーブで温めた18度と

ヒーターで温めた18度では

全く違うのです。

 

これがあるから

冬の山小屋が楽しくなるというものです。

 

おや?

薪をくべようと思ったら

天板が白くなっています。

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なんじゃこりゃあ~???

 

火を入れる前は全くなかったのですが

温まったらあぶりだしのように出てきました。

 

しばらくして気がつきました。

 

3か月ほど前に

天板に出ていたサビを取ろうと

サビ取りワックスのようなもので

ゴシゴシこすったのです。

その跡でした。

 

今度はこのなんだかわからない

白い物質を取らなくてはいけません。

 

こんなことならサビ取りなんかするんじゃなかった・・・。

 

いきなり手間がかかる子供が目を覚ました感じですが、

手間がかかるからこそ可愛いというもの。

 

この冬もこいつと過ごせる夜が

楽しみです。