今日の山小屋の周辺は
紅葉ほぼMAX。
ネットなどで調べたら
もう終わりに近いようなことが書いてありましたが、
どうしてどうして。
今週、来週にかけて
標高1000mジャストの山小屋は
見ごたえがある美しさでした。
朝日に輝く雑木林。
こんなに庭が紅葉しているのなら
近くの名所はもっときれいにちがいない!
とばかり、
紅葉狩りに出かけることに。
まず目指したのは清里の奥にある
「吐竜の滝」です。
どりゅうのたき、と読みます。
駐車場はほぼ満杯。
そこにクルマを止めて歩いて7~8分程度で
滝が見えてきます。
途中小海線の橋げたをくぐります。
撮り鉄ちゃんにはたまらないでしょう💦
川のせせらぎの音を聞きながら歩いていくと
ありました。
3つの滝が上品に沢に注いでいます。
キリリと冷えた空気に秋の日ざしがやさしく注ぐ中、
マイナスイオンに包まれるこの心地よさ。
知ってはいたものの
まだ行ったことがない八ヶ岳の名所でした。
やっぱり山歩きはいいなあ・・・
昔のようにトレッキングを再開しようかな・・・。
その前にブーツを買わなきゃ・・・
なんて、
ちょっと気分まで若返ったきたようです。
肝心の紅葉はというと、
でも、そんなにでもなかったでしょうか。
ここまで来たのでせっかくだから
東沢大橋にもいってみようということになりました。
八ケ岳を背に赤い橋が横切る、
八ケ岳きってのフォトスポットです。
最高の天気に恵まれて
切り立った八ヶ岳の稜線がくっきりと美しい。
でも、紅葉はというと
ちょっと遅かったんでしょうか・・・。
山小屋からクルマで15分程度の周囲を走っただけですが、
場所によってこれほど違うものとは思いませんでした。
標高が100m高くなると
気温はおよそ1度低くなると言われています。
ですので、一週ずれただけで
まだだったり終わっていたりするところがたくさんあります。
逆に言えば、
それだけ長期にわたって
色々な場所で紅葉が楽しめるというのも
八ケ岳の醍醐味かもしれません。
これから先は
標高の低い場所がどんどん色づいていくでしょう。
ランチを食べて買い物をして
家に戻って一息。
ソファーに座ってコーヒーを飲みながら
庭を眺めたら、
傾きかけた日差しの中で
弱くおっとりと色づく雑木の数々。
なんだか一番きれいだなあ、と感じた紅葉でした。
野菜畑などのスペースはありませんが、
ただ樹木が極相を成しているだけの庭は
どこに行かずとも
贅沢な癒しの時間をもたらしてくれる
最高のセラピストです。