週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

ひとり鉄鍋 ~牛すね肉の煮込み~

薪ストーブの季節になると

ストーブで作る鉄鍋料理が

俄然楽しみになってきます。

 

作った鉄鍋料理を東京に持ちかえって

その日の夕飯のお惣菜にすると、

家族も喜んでくれるし、

僕も週末家をほったらかしにして

山小屋で遊んだ罪悪感が薄れます💦

 

この週末は

牛すね肉の煮込みを作りました。

 

【材料】

・牛すね肉    約400g

・こんにゃく   1枚

・大根      20センチ程度

・にんじん    1本

・和風だしの素  小さじ1.5

・砂糖      大匙3

・しょうゆ    大匙3

・酒       大匙3

・水       500cc

 

牛すね肉は、

今回肉のわたなべで仕入れました。

tabelog.com

 

肉のわたなべ、

10月に長坂でオープン以来

日に日に商品が充実してきています。

今回行ってびっくりしたのは

鮮魚のコーナーが

いろいろな種類の魚で埋め尽くされていて、

ここほんとに肉屋さん??

と思うほどでした。

すね肉と一緒に

思わずエイヒレを買ってしまいました。

 

さて、 

買ってきた牛すね肉をぶつ切りにし、

スキレットにひたひたになるくらい水を入れて煮ます。

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沸騰してくるとアクが出てきます。

そうしたら煮汁を全部捨て、

肉を洗い、

またひたひたの水で煮ます。

これを二度ほど繰り返します。

 

牛肉は2/3ぐらいの大きさに縮みます。

あんなに大きかった400gが

こんなに小さくなるんだ・・・と、

思うほどです。

取り出してその肉を適当なサイズに切ります。

 

次に同じスキレットに水500ccを入れ、

沸騰してきたら

ぶつ切りにした

こんにゃく、大根、にんじん、

それにすべての調味料を入れて

ある程度柔らかくなるまで煮ます。

 

蓋つきの鉄鍋なので

圧力鍋の作用で

1時間程度でトロトロになります。

 

ここに取り出した牛すね肉を入れ、

また1時間ほど煮れば

出来上がりです。

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今回、肉と大根は肉のわたなべで購入し、

にんじんとこんにゃくはひまわり市場で購入しました。

それも有機栽培のものだったり、

地元産のものだったり、

いつもよりも奮発したのですが、

そのせいか、

味はというと、バッチリ!!

 

にんじんは野性味があって

ああ、昔食べたにんじんだあ・・・

といった味だし、

大根は芯までトロトロで味がしみわたり、

こんにゃくはというと

しっかりした歯ごたえが残っています。

肝心のすね肉はというと、

丹念にアクを取ったせいでしょうか、

すね肉の独特の旨味だけが残って

変な臭みは一切なく、

大成功。

 

今日の食卓に

妻の手料理に混じって出されたら、

息子が喜んで食べてくれました。

 

東京で長時間かけての煮込み料理は、

なんだかガス代がもったいなくて

エコじゃないような気がして、

あまりしません。

ですが、薪ストーブは、

部屋を暖めるついでに

煮込み料理ができます。

遠赤外線で作った煮込み料理は

どこか味が違うような気がします。

そうしてそれを東京に持ちかえれば

喜んでくれる家族がいると、

二地域居住の楽しさも倍増します。