昨日の昼は
白州・尾白の森名水公園「べるが」の中にある
「サラダボウルキッチン」に行ってきました。
尾白の森名水公園「べるが」は
宿泊・温泉・キャンプ・BBQ・ウォーキングなど
アウトドア体験を満喫できる
北杜市きっての自然公園です。
その中の「サラダボウルキッチン」は
いろんな雑誌などにも紹介されているお店。
特に地元の野菜をふんだんに使ったカレーは有名です。
おととしの9月に山小屋を購入してから
2年以上経っているのですが、
未だに行かなかったのが不思議なくらい。
同じ北杜市なのですが、
僕の山小屋は甲斐大泉駅から
徒歩で約20分の場所にあります。
そこからすると
国道20号線を超えた反対側、
白州の方は、
神代桜、尾白の湯、サントリー工場などに行きましたが、
意外に遠く感じられて
別の市町村のように感じていました。
あらためて公園に行ってみると、
標高600メートルちょいにある自然公園の紅葉は
夜降った雨にしっとりと濡れていて、
それがまばゆいくらいの日差しに照らされて、
大量のマイナスイオンを放出していました。
駐車場の前にあるサラダボウルは
もうクリスマス支度でした。
広い敷地におしゃれな広い建物。
11時過ぎに行ったら
閑散としていて、
それがまた静かな秋を醸し出していて、
心が洗われます。
外の席か中の席かを聞かれましたが、
中のダイニング空間がとてもスマートで、
そこから見た外の景色がきれいだったので、
中の席をお願いしました。
僕は名物、トマトカレーを、
妻は、豚のロースト。
いずれもサラダ・スープ・ドリンクがついています。
やってきたトマトカレーは
見た目シンプル!
そしてプレートに乗ったサラダは
採れたてのシャキシャキで、
スープはトロトロに煮込まれていて
やさしさがじんわり身に染みるうまさです。
カレーはというと、
トマトの味が思いっきり効いています。
カレーというよりも
トマトを煮込んだスープに
カレースパイスを溶かし込んだ感じ。
ガッツリカレーをイメージしていると
裏切られますが、
サラダボウルという名前から想像すると
なるほどこれか!という納得のおいしさです。
このカレーはここでしか味わえない味です!
そうしてここでしか味わえないと思ったのがもう一つ。
ご飯のおいしさです。
お米は地元の武川米なのでしょうが、
焚き方が絶妙で、
カレースープをかけてしまうのが
もったいないくらい。
メニューのなかに
卵かけご飯がありましたが、
これ、卵をかけごはんにしたら
間違いなくうまいでしょう!
量も味も
ヘルシー志向の若い女性向けだと思います。
ですが、僕たちのような中年後期の
そろそろ体も心もいたわらないといけない世代には
間違いなく合っています。
ドリンクはカフェオレを頼みました。
静かな店内は僕らのほかにお客さん一組。
外のテーブルも2組程度。
夏は賑わうであろうこのレストランも
この時期はあまりにも静かです。
その静けさがあまりにもいい。
カフェオレを飲みながら
ゆっくりと秋の景色を楽しみました。
重い腰をあげて会計を済ませたら
スタッフの女性が、
「今の時期が一番空いていて
とってもゆっくりできますので
また来てください」
と声をかけてくれました。
その通りです。
人気の自然公園・べるがは、
今が一番楽しめる時期なのかもしれません。
クルマに戻る途中、
一組の家族がBBQを楽しんでいました。
そうしてべるがを出たら
目の前の八ケ岳は
もくもくの毛糸の帽子をかぶり、
まもなくやって来る冬を
楽しく待ち構えているようでした。