週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

花嫁の父として、結婚式の衣装を試着してきた今日。

娘が婚約した話は

先日ブログでお話ししました。

 

www.kogysma.com

 

今思うと、あれからもう半年たつんですね・・・。

それでいよいよ来年の2月に

本当に身近な親族だけを呼んで

結婚式を挙げます。

 

今日は娘の親である僕の

衣装合わせの日で、

都内の貸衣装屋さんに行って

モーニングの試着をしてきました。

 

ああ、面倒くさい・・・

服なんて普段のスーツでいいじゃん・・・

とかブツクサ言いながら行ったのですが、

燕尾服やらカフスやらベストやらなにやらなど

普段じゃありえない正装を体験するって

意外に楽しいものですね。

”デキる大人”に生まれ変わったようで

なかなか気分の良いものです。

 

そんでもってウェディングプランナーの女性に

「スマートなお体で

本当にジャストフィットして

とってもきれいに似合ってます!」

なんてほめられると、

そんなわけないでしょ!

とか言いながらも

相好を崩してしまっている

情けない自分がいます。

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それにしても顔のしわが増えたこと・・・。

 

ラインで写真を子供に送ったら

「父ちゃん、ふけたな・・・」

と、しみじみと返事が返ってきました。

 

さて、試着を終えて借りる一式を確認した時、

「ご自分で用意しなくてはいけないものは、

下着、靴下、靴、ハンカチですね・・・」

と言われて当たり前のように聞き流したのですが、

敢えて「ハンカチ」と言われたのが気になって、

「なんでハンカチなんですか?」

と聞いたら、

「涙をふくためです」

と、さらりと返答が返ってきました。

 

「いやいや、泣きゃしませんよ(笑)」

と言ったら、

「いやいや、皆さんそう言って泣くんですよ(笑)」

とウェディングプランナー。

やっぱりその場になってみると、

特に花嫁のお父様は感動してしまうものですよ、

というのですが、

ハロウィンで酔い過ぎて病院に運ばれたり

夜遅くまで遊んで補導されたりと、

はっちゃけすぎて数々の失敗を犯すような娘を

もらってくれてありがとう!

ぐらいに思っているので

まあ終始笑顔で行くでしょう。

きっと。

 

試着を終えて着替えて椅子に腰かけ、

見積もりを待っている間のこと。

 

隣の試着室から

ウェディングドレスを試着したお嬢様が

出てきました。

ウェディングドレスが初めてなんでしょうね。

(というか、普通初めてだよな💦)

とってもきれい!

そう言われてとてもうれしそうに

いろんなポーズをとっているお嬢様を

ぼんやり見ていたら

少しだけ自分の娘に重なりました。

そうしたらなんだかいままでの思い出が

走馬灯のようによみがえってきて・・・。

 

そうしたらそのお嬢様と目が合って、

恥ずかしそうにうつむいたので、

「とってもきれいですよ!」

と思わず声をかけてしまいました。

 

終始笑顔でいける自信が

ちょっとなくなりました。

あまり過度なお涙頂戴の演出をしないよう、

娘夫婦にお願いしようと思います。