今年は週末八ヶ岳ライフ、
3年目に入ります。
毎週末行けるわけではないので、
行ったらここぞとばかり
庭のことや家のことに時間を費やし、
せっかくなんだから
昼ぐらいはおいしいところでランチを・・・
と思ってあくせく動き回ってきましたが、
薪小屋作りや物置のリニューアル、
庭の伐根などの
おおどころの宿題を残しつつも、
なんとなくひと段落ついて、
友達を呼んでもいいかなあ・・・
ぐらいになってきました。
3年目に入った今年は
少し落ち着いて
本の読める行きつけのカフェなんぞを
見つけたいと思います。
その候補に出会ったのが昨年末のこと。
何故か近寄る気がしなかった
リゾナーレ小淵沢でしたが、
ブックカフェがあるというので
ちょっと気になって
行ってみることにしました。
それは代官山の蔦屋のような規模でもなく
本のジャンルもかなり限られていているのですが、
セレクトセンスがとてもいい!
音楽、映画、絵本、写真集といった
飾っても美しいのはもちろんですが、
建築や庭、ライフスタイル、新しい価値観に関する
著名人のエッセイなど、
僕のように二地域居住、
もしくはいずれ八ヶ岳に住もうと考えているような人に
ピッタリの本が
狙い撃ちされていたように並べられていました。
僕はというと
470円の紅茶を注文し、
こんな本を眺めて
3時間ほど読書に耽りました。
買おうとすると躊躇してしまうような本も
こうして遠慮なく読めるのはとてもいいです。
東京の地元の図書館には絶対にない本でしょう。
途中息抜きにデッキに出てみました。
北を向くと八ヶ岳。
南を向くと南アルプス。
この狙いすましたような建築デザインに切り取られた山の風景が
読書で熱くなった頭をクールダウンしてくれます。
しばらくしてまたカフェに戻り
再び読書に。
普通の喫茶店ではできないことも
心置きなく出来てしまうことが
こういうブックカフェのいいところです。
蔦屋のように混んでもなく
流行りの雑誌などはありませんが、
新しい価値観や
これからのライフスタイルについて考えたり、
時には音楽やアートに造詣を深め、
一人自分の時間を取り戻したいと思っている人には
この上ない素敵な場所です。
今年はまた早々に訪れようと思ったカフェでした。