今年の夏に
3年目を迎えることになる
八ケ岳週末ライフですが、
3年もいると
”行きつけ”のように行きたくなるお店が
それとなくわかってきます。
最初の頃はどのお店に行っても
美味しくて感動して、
また行こう!
となるのですが、
それっきりなかなか行かなくなってしまうお店が
結構ある中で、
昨日はその1件となるお店、
カキのおいしい「コジシタ八ヶ岳」で、
Y夫妻とランチをしてきました。
僕は生ガキも焼いたかカキもフライも、
牡蠣ならなんでも好きなのですが、
妻は味覚がおこちゃまで止まっているので
カキフライしか食べられません。
でもどの調理方法をとっても
ファンタスティック!なのが
このお店です。。
僕は牡蠣御膳を、
妻はカキフライ定食を注文。
生ガキがありますか?
と聞いたら、
ありますとのことでしたので、
一つだけ注文しました。
塩など何もつけずに
ただただこれをほおばると、
ここは果たして海のない県なのだろうか・・・?
と思うほど
潮の香りが口いっぱいに広がります。
ああ、ワインが欲しい・・・!
間もなく牡蠣御膳がやってきました。
ご飯やお味噌汁はもとより、
サラダや小鉢がとてもおいしい。
そうしてメインの牡蠣料理はというと、
焼き牡蠣、西京バター焼き、フライと
3種の味が楽しめ、
このうえない贅沢です。
このお店の素晴らしいのは
それぞれの料理法に応じて
牡蠣の種類を変えていることです。
牡蠣はなんでも一緒だろう、
と思っていると、
とんでもない。
味覚にどんな鈍感な人でも
その奥深さを知らされるでしょう。
牡蠣は海の食材ですが
実は豊かな山や大地があって
そこから流れる清らかな水が注ぐ海にこそ
おいしい牡蠣に育ちます。
そういう意味で
牡蠣は環境のバロメーターともいえる食材です。
それがおいしいのは
自然が豊かな証拠。
その牡蠣料理がおいしいのは
自然の恵みをふんだんに味に昇華させているということ。
Y夫妻は牡蠣御膳のほかに
ローストビーフ丼をいただいていましたが、
おいしい!!と
驚いていました。
ほかにカレーもあるので、
今度行った時は、
牡蠣料理以外を楽しんでみたいと思います。
以前のブログでも書いたのですが、
このお店は雰囲気がとてもいいです。
お店はドームハウスで
それほど広くはないですが、
天井が高く店内が明るい。
そして何よりも
BGMが僕らの世代、
つまり80年代に流行った
AORやフュージョン系が
静かに流れていて
なんだか落ち着くのです。
そしてそして何よりも、
このお店を切り盛りしている
ご姉妹なのでしょうか、
二人の女性の笑顔がとても素敵です。
いや、笑顔ばかりではありません。
このお店は
日・月・火・水とお休みなのですが、
お休みの日に予約の電話をしても
快く対応してくれます。
今回は火曜日に4名で予約の電話を入れたのですが、
よろしかったら生ガキも仕入れておきますので
おっしゃってください、とのこと。
お客様をとても大切にしてくれる気持ちが
ひしと伝わってきます。
今回は2回目のコジシタ八ヶ岳でしたが、
また来ますね、と言って
またどうぞ、と言ってくれた笑顔に、
もう気の知れた仲間同士のような
そんな関係になっていました。
この寒い時期こそ
コジシタ八ヶ岳、
是非お試しください!