週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

ひとり鉄鍋 ~イベリコ豚のエスニックソテー~

義理の妹夫婦が

インドに旅行に行ったときのお土産に

こんなスパイス詰め合わせをもらいました。

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エスニック料理に欠かせない

いろいろなスパイスがはいっています。

 

考えてみれば

スパイスの名前を知っていても

その特徴と味を述べよ、

と言われたら、

わかりません。

 

そういえば

ローリエとバジルの違いもあやふやです。

 

せっかくです。

時間があるので

それぞれのスパイスを開けて

匂いを確かめ、

鼻をたよりに今宵はエスニックな味で

ひとり鉄鍋をすることにしました。

 

使用したスパイスはというと・・・、

・塩

・こしょう

・ローリエ

・コリアンダー

・レモン

・ターメリック

・チリ

・ジンジャー

です。

 

これらのパウダーを混ぜて

奮発してオギノで買った

骨付きイベリコ豚につけて

薪ストーブでグリルしました。

 

なじみのあまりないスパイスでいうと、

コリアンダーは黄色で優しいカレーの匂いがし、

レモンというのはレモングラスのことかな?

見た目は黒で強いカレーの匂いがし、

ターメリックは黄色く甘い香りがします。

ジンジャーのパウダーはというと

匂いはほとんどありませんが、

きっとショウガの香りがするんでしょうね。

(あ、当たり前か・・・)

 

混ぜる分量はというと

これも鼻を頼りに適当にえいや!の世界です。

 

スキレットに入れて両面焼き目をつけます。

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焼き目がついたところで

アスパラとエリンギを入れ

蓋をして7分ほどグリルしました。

 

そうして蓋をとると

おお~!いい香りがリビングに充満します。

焼き加減もいい感じ。

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よくおいしそうな料理写真がありますが、

見た目重視をするあまり

実はまだ食べられるほど焼けていなかったり

味付けが全然ダメだったりすることがありますが、

いい感じで焼けてます~!

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さて、その味はというと。

 

スパイスの量が足りなかったせいか、

はたまたもっと違うスパイスをブレンドしたほうが良かったのか、

わかりませんが、

たっぷりと塗ったつもりでも

ちょっとパンチにかけていました。

それでもいい感じでエスニック料理に仕上がりました。

 

そして肝心の豚肉はというと、

ああ、柔らかい!

イベリコ豚だからなのか

それとは関係ないのかわかりませんが、

200gとちょっとで900円の

骨付きイベリコ豚を買った甲斐がありました。

 

ワインがいつになくすすみます。

これに簡単サラダをつけて

もう夕飯はお腹いっぱい。

 

ちょっとスパイスにはまってみるのもいいかも!

 

ひとりで過ごす八ヶ岳の山小屋で食べる料理は、

毎回うまくいくかなあ・・・

と心配しながら作りますが、

所詮ひとりなので失敗しても誰にとがめられることなし。

そんな安心感が手伝っているのでしょうか。

それとも薪ストーブとダッチオーブンが

シェフだからなのでしょうか。

 

失敗らしき失敗はいまだなく

ことごとく成功です!

 

でも、お客さんが来たりして

ふるまおうと気張ると

失敗したりするんでしょうね。

 

ひとり作る料理は

凝れば凝るほど

意外と楽しいものです。

 

残った肉は

東京に持って帰ります。

 

妻や長男ががなんていうか、楽しみです。