1週間ほど前、仕事仲間のCさんが
”コロナ感染者の濃厚接触者の濃厚接触者”
ということで、
会社から10日間の自宅待機を指示されました。
そろそろ10日になり
多分大丈夫だろうと思っていた矢先の昨日、
Cさんのいる会社の入っているビルの
別のフロア(会社)で
コロナ感染者が出たらしく、
アドバイザリー契約をしている僕にも
そのビルへの出入りを控えるように
厳重警告が通達されました。
自分はCさんとはしばらく会ってなかったし
最近会社に行っていないので心配はしていませんが、
見えない敵がすぐそこまで近づいていたと思うと
恐ろしくなります。
今日はいつも以上に、マスクやメガネで身を固め、
健康維持のために
明治神宮を1時間ほかけて散歩してきました。
明治神宮はいつもと違って”蜜”とは縁のない世界。
深い森全体が思いっきり深呼吸していて
清浄なる成層圏を作っています。
ここは果たして東京だろうか・・・
と錯覚を覚えるほどでした。
その森の余韻を心身に焼き付け、
帰路の途中にあったカフェで
昼食タイムを。
ソーシャルディスタンスで
席を半分ほど閉めていて、
人もお客は僕のほかに一人だけ。
テイクアウトにしようかと思いましたが
少しほっとしたので店内で食べました。
そうして家に帰り
仕事をこなしたあと、
また一息となったとき、ふと思いつきました。
そうだ!ベランダでお茶を飲もう!
我ながらいいアイデアです。
今年のベランダは
妻が植えた花が彩り鮮やかに咲いていて
ちょっとした庭のようです。
いずれの花も八ヶ岳で買ってきた苗です。
コロナで行けないのを知っているかのように
東京で見事に咲いてくれてます。
ここに椅子をだしてお茶を飲むことに。。。
しかし見渡すと山もなければ海もない。
目の前にはマンションや建売の戸建てが
迫っている。
狭いベランダでどこぞのだれかに
見られていかもしれない中
のんびりなんてできません。
早々に家の中に入りました。
あ~あ。
ここが八ケ岳だったらなあ・・・。
なんてつぶやいたとたん、
八ケ岳の山小屋なら
今日の自分の行動すべてが
家で完結できるじゃないかと
気がつきました。
もしも八ケ岳の山小屋にいたら。
明治神宮に行かずとも
目の前の雑木林の中で
清々しい空気を胸いっぱい吸える。
草をむしったり小枝を拾ったりしただけで
ウォーキングやスクワット効果がある。
仕事に飽きて疲れたら
ウッドテラスに椅子を出して
そこでお茶を飲めばいい。
(懐かしいなあ~山小屋のテラス!)
ステイ・ホームって
東京だと息苦しくてたまらない苦行だけど、
八ケ岳に行けば
あたりまえの贅沢な楽しみではないか。
コロナはどうやら長期戦になりそうだけど
外出自粛が解かれたら
真っ先に様子を見に行きたいな。
行っている間にまた外出自粛とかになったら
もう成り行きに任せて八ヶ岳に居座るのも手だ。
そこでじっとステイ・ホーム。
そんな夢ばかり見ているのも
やっぱりストレスがかかっている証拠。
でも夢を見られるだけでも幸せなのかもしれない。
まだまだ頑張らんと・・・。