地続きの隣の土地が
手つかずの荒れ放題になっていて
ひょっとして買っちゃう??!!
なんて盛り上がったのは
この春先のことでした。
(そのときの記事がこちら↓↓↓↓↓)
畑が出来たらいいよね・・・
なんて妄想が膨らみ、
なおかつ知人や
愛読しているブロガーの方からも
そりゃ買いですよ!
なんて背中を押されて、
4月の中旬ごろでしょうか。
思い切って別荘地の管理人に
オーナーの方に打診をお願いしました。
こういう場面での話の持ち掛け方って
難しいですね。
なんとしても手に入れたい、というほどでもなく、
この金額だったら買います、という基準もなく、
先方の出方次第、雰囲気次第で
交渉するならしてみたいし、
露骨な交渉は失礼だししたくないし・・・。
その辺の微妙な気持ちを
管理人さんはうまく汲み取ってくれ、
先方に話しを持ちかけてくれました。
待てど暮らせど
なかなか返事がないので
連絡がつかないのか
その気がないのかわかりませんが、
ほぼ忘れかけていた先日、
管理人さんからようやく返事がありました。
オーナーの方は
売る気持ちはあるとのこと。
おおお~!これはひょっとしてひょっとするかも!
なんて思って先方の金額的ニュアンスを聞いたら、
どうも僕の思っていた金額より
倍以上離れていました。
どうする?
こっちの希望金額を指値してみる?
妻とさんざん迷ったのですが、
仮に両者歩み寄って金額的に落ち着いて
買うことになったとしても、
ほんとに畑やるの?
と、根本的な話に立ち返ってきました。
そうなんです、
その土地は笹だらけの荒れ地で
ところどころに木があり、
まずは土地の開墾から始めなくてはなりません。
そんなのチェンソーと鍬があるので
のんびりやればできるよ、
と思っていたものの、
ここのところ腰のリハビリに通い始め
医者からは
老人の腰だと思って
無理な力仕事はしないように、
いずれ歩くのもつらくなって来るときが来るでしょうから、
そうなる時間稼ぎのために
予防に筋トレでもしておきましょう、
みたいなどん底に落とされた言葉を思い出し、
ひるみました。
どうしてもやりたくなったら
近くの畑を借りてやってみるとか、
そうしてもしも腰が大丈夫なら
次のステップとして
オーナーに交渉するとかしてみたら?
と妻にも言われ、
そうだなあ・・・としみじみ思い、
まずは隣地を買うのを保留しました。
あくまで保留です。
買わないことにしたわけではありません。
思っていた金額とかけ離れていたこと。
でも無理にこっちの希望金額を押し付けて
先方の気分を害するようなことには絶対したくないこと。
先方の方にとって
実はとっても大事にしたい
土地なのかもしれないじゃないですか。
でも、もしも先方が
金額にかかわらずすぐにでも売りたい・・・
みたいな事情が出来たときは、
隣の人が気にしていたことを思い出して欲しいこと。
などなど、微妙な気持ちを管理人さんに告げたら
よくわかります、と言わんばかりうなづいてくれて
先方に話しをしてくれるとのことでした。
よかった・・・。
ちょっと残念な気持ちも無きにしもあらずですが、
目の前の雑木林で手いっぱいの自分を冷静にみたら
良かったのかもしれません。
それ以上に雑木林と家の修繕に
力を注ごうと思います。