週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

レガシーワゴンが初めて面白いと思った今日。

雨が降ったりやんだりの

東京のここ1週間は

低気圧のせいでしょうか、

気分も体調もすぐれず、

抗不安剤を飲む毎日だったのですが、

どうやら気分が良くないのは

気候のせいだけじゃないというのがわかりました。

 

結構仕事が忙しく

毎日頻繁にWEB会議が行われるのですが、

そこで自分の顔が映ります。 

いま自分がどんな顔で会議の相手に移っているかが

よくわかります。

その顔が、もう老人。

髪は白髪が混じり

目じりは垂れて、

ほうれい線が深く長く

鼻から下の両側を刻んでおり、

それは90歳の要支援の親父そっくりで

会議のたびにショックです。

 

考えるふりをして頬杖をついて

ほうれい線を見えなくしたりしてみるのですが、

重力にはかないません。

 

自分の顔に気づかされるという、

かつてない会議のストレスもあって、

疲れているのだとおもいます。

 

その疲れを癒そうと

今日八ヶ岳に来る途中のこと。

いつものように大月で下りて

国道20号線を走っていたら

前をHONDAのS660が走っていました。

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新緑のような初々しい色の車体は

空いている道を気持ちよさそうに

加速したり曲がったり。

 

いいなあ~・・・HONDA S660・・・。

マニュアルで運転したら楽しいだろうな・・・。

なんて思っていたら

ようしぴったりくっついていってやろう!

と思い立ち、

レガシーワゴンのシフトをマニュアルモードにし

パドルシフトでギアチェンジをすることにしました。

 

アイサイトは使っても

パドルシフトはほぼ使ったことがなかったレガシー。

シフトチェンジのリズムに乗れないのは

音楽をかけていたせいかもと思い

音楽を消してエンジンの音に集中してみたら、

いやびっくり!

3000回転を超えるあたりから

シューンとエンジンが回る音が

聴こえてくるではありませんか!

 

アクセルの反応はかつて乗っていたことがある

BMWやポルシェ911には雲泥の差があるし、

シフトチェンジしたあとのもたつきが

楽しさの限界を知らせてくれたようですが、

一泊遅れてシューンときれいに回る

水平対向のエンジンは

ちょっとBMWのシルキーシックスに似た

滑らかさがあって、

すごく楽しかった。

 

もちろん一般道のことなので

スピードこそは出せませんでしたが、

S660を追った30分は

レーサーになったようで楽しかった。

 

その後S660は国道をから

別の道へとそれて行きましたが、

それから山小屋に着くまで

音楽をかけずに

ほぼマニュアルで運転してきました。

 

じっとりを汗をかいたようで

Tシャツの背中が湿っていました。

スバルのことをまだまだ知らずにいました。

スバリストというくらいスバルファンがいるのですが、

買って4年目にして

僕もスバリストの仲間入りした気分。

 

今宵はほうれい線が消えているような気がします。