週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

少年時代の夏がよみがえった八ケ岳最終日。

日本のあちこちで

命に危険な暑さが襲った昨日は、

八ケ岳に山小屋を買って以来

最長となる11日連続滞在の最終日でした。

 

北杜市と言えども

家の中は30度。

外は37度。

そんな酷暑の中、

剪定したり伐根したりした樹木の

大焼却大会をやりました。

焚火をしているようなものです。

ほとんどバカです💦

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でもこれをしないと物置を買い替えたり

薪小屋を建てたりがしにくくなるのです。

 

あたりまえですが「暑い」どころか「熱い」。

この焼却炉の前に立ち続けること2時間、

肌は焼けるは髪の毛の一部は焼けるはで、

道行く人が

「こんにちは・・・」と声をかけてくれるのですが

心の中では

「何もこんな日に限ってやらなくても・・・」

と思っているのがよくわかるだけに、

恥ずかしかった。

 

大量の汗をかいたので

焼却大会終了後はシャワーを浴びました。

一息ついたら一気に疲れが出て

眠くなりました。

今日の夕方は

友人のAさん宅でしっぽりとBBQの予定。

ですので少し眠ることにしました。

 

1時間ほどストンと落ちるように寝ました。

 

起きて着替えをして

途中ガリガリ君やデザートのケーキを買い込んで

4時半過ぎにAさん宅に向かいました。

 

七輪BBQは5時ごろから始まりました。

ひまわり市場で思わず買ってしまった

「生とうもろこし」(生で食べるとうもろこし)が

メロン以上に甘いのなんのって!

焼肉の前菜としてはもったいないくらい。

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これを食べながら

ピーマン、なす、シシャモ、ニジマスなどと一緒に

肉を焼きました。

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1時間ほど経って西日が弱くなり始めたころ、

グンと涼しくなっていることに気がつきました。

時折吹いてきて七輪の煙を散らす八ケ岳からの風が

何とも言えず心地よい。

ハッキリとわかったのは

東京も地方も日本全国異常な暑さ、

なのは明らかですが、

昼は暑くなっても

夜はしっかりと涼しくなる。

それが自然に囲まれた暮らしなのだということです。

 

同じ年3人なので話は弾み、

子供のこと、これまでのこと、これからのこと・・・など

いろいろ話に夢中になっているうちに

辺りはいつの間にか暗くなっていました。

 

北側を見たら八ヶ岳の両側が

濃いオレンジ色に染まっていました。

南の空を見上げたら

星が2つ光っていました。

Aさんがデッキの明かりをつけて

デザートのケーキを食べ始めると、

バサッという音を立てて

クワガタ虫がテーブルに飛び込んできました。

コクワガタのオスでした。

自然の中で生まれ育ったAさん夫妻も僕も

子供のようにはしゃぎまくり。

すると遠くで

ドドーン、ドドーンと音が聞こえ始めました。

あれ、花火?

そう思って道に出て

東側の空を見たら、

打ち上げ花火が小さく見えました。

 

いいねえ・・・。

3人で見とれることしばし。

いつの間にか近所の人たちも

三々五々やってきて

東の空を見上げていました。

 

ロングバケーションの最終日、

半世紀以上もの前の夏の記憶が、

全身の脈を打った

すばらしい日となりました。