週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

二匹の猫にコントロールされてしまっています💦

田んぼのあぜ道を歩いていると

やせこけた震えた猫を発見。

しばらくじっと見ていたら

あぜ道の上に捨てられていた毛布に戻って、

その上で泣いている3匹の子猫に

毛布をちぎって食べさせています。

子猫たちは必死になってその毛布の切れ端を

食べています。

いけない!

早く家に戻って

チュールとか猫のおやつを持ってきて

食べさせてあげなきゃ!

と思うのですが、

ここがどこだかわからず

家にたどり着けない。

早くしないと猫たちが死んでしまう・・・

 

と焦っていたら、目が覚めました。

 

たまにこういう夢を見ます。

 

こういう夢を見た朝は

真っ先にとらとこたを確かめます。

すると朝ごはんでお腹いっぱいになった

とらとこたは、

「なんだこいつ?

今頃起きてきやがって・・・」

といった顔つきで

僕をじっと見つめています。

 

ああ、よかったあ・・・!

 

そんなとらとこたを見ていると、

間違いなく安全な世界においてあげている

安心があるものの、

この家の外に開放してあげたいという思いが

交錯してきます。

 

こちらが「とら」

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こちらが「こた」

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二匹とも心臓病を持っていて

クルマに乗せて5分もすると

心臓がバクバク言い始めるので

とてもじゃないけど八ヶ岳に連れて行けません。

とらとこたがいる限り

東京のマンションは手放せないし、

彼らをおいて先に死んじゃいけないと思います。

 

いずれ二匹にも死が訪れます。

でも二匹の思い出は消えないように、

それぞれの自画像と称して

2枚の絵を揃えました。

 

これが「とら」

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これが「こた」

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いずれも僕が魂を奪われた画家、

木原千春さんの作品です。

 

ひょっとすると

二匹がまだ二地域を行ったり来たりしなさい、

と言っているのかもしれません。

 

最近僕はどうもとらとこたという

二匹の猫にコントロールされているのかもしれない・・・

そんな風に思うときがあります。