週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

二地域居住でONとOFFの切り替えがうまくいくか?

そういえば先週

某雑誌社の方が「二地域居住」というテーマで取材に見えて

2時間ほど取材を受けました。

 

二地域居住を楽しんでいる様子を・・・ということで

ダッチャーとしての僕は

思わずテラスにトライポットを立てて

ダッチオーヴン料理を披露しました。

f:id:kogysma:20201029185237j:plain

f:id:kogysma:20201029185304j:plain

 

フランスの田舎料理、「カスレ」という

鶏肉、ソーセージ、豆、ジャガイモなどで作る

白ワインベースの煮込み料理です。

 

<材料>

・鶏モモ肉(ぶつ切り)・・・400g

・ソーセージ・・・・・・・・10本程度

・玉ねぎ(櫛切り)・・・・・1個

・じゃがいも・・・・・・・・3個

・トマト(角切り)・・・・・中サイズ3個

・煮豆(なんでもOK)・・・200g

・にんにく(つぶして)・・・5~6片

・ブーケガルニ・・・・・・・1袋

・ミックスハーブ・・・・・・適量

・コンソメキューブ・・・・・2個

・白ワイン・・・・・・・・・200m

・水・・・・・・・・・・・・300~400ml

・オリーブオイル・・・・・・適量

 

<作り方>

①ダッチオーヴンにオリーブオイルを引いて

玉ねぎと鶏肉を炒める

②ある程度炒めたところににんにく、白ワインを加え

アルコールが飛ぶ程度煮詰める

③水とトマト、ジャガイモ、ブーケガルニ、コンソメ、

ミックスハーブを入れて20分程度煮込む

④ソーセージと煮豆を入れて

さらに15分ほど煮込んでできあがり!

 

何ともあっけないくらい簡単ですが

ここにパンとチーズ、それにワインがあれば

ここは南仏と化すでしょう!

 

取材の方たちにもゆっくり食べてもらいたかったのですが

仕事なのでそうもいかず、

次から次へとインタビューが始まりました。

 

質問の内容はというと

二地域居住をしてよかったこととは?

みたいな話で、

お互い楽しく盛り上がったのですが、

一つだけうまく答えることができなかった質問がありました。

それは、

「ONとOFFをうまく使い分けていらっしゃいますか?」

という質問でした。

 

なんだかあいまいな答え方をしてしまったと思い

ずっと考えていたのですが

(そんなこと引きずっているから眠れなくなるのですが💦)

やっと今日わかったので答えを書きます。

 

仕事柄、あるいは性格柄なのか、

僕にはONとOFFがありません。

ないというか、区別ができないのです。

多分東京での仕事のONは

山小屋に来るとOFFになって

自分の好きな世界に没頭できる、

という回答を期待されていたのかもしれませんが、

ONとOFFを区別できる仕事、あるいは性格の人は

別段二地域居住しなくても

一か所で出来てしまうと思うのです。

 

もしも僕が普段からONとOFFの区別がつけられる人間だったら

ひょっとして山小屋なんぞ買わなかったかもしれない。

そういう意味でいうと

二地域居住というのは

ONとOFFがうまくスイッチングできないひとのために用意された

ライフスタイルなのかもしれないと思いました。

 

今日また八ヶ岳に入りました。

木曜日なので周りは仕事のど真ん中。

家を出て東京を背に走り出すと

なんとなく軽い罪悪感や後ろめたさを感じます。

それを引きずって高速に乗り

いつものように大月で降りて

曲がりくねった国道を走り出すと

引きずっていたものが軽くなっていく気がします。

そうして韮崎を越えたあたり、

遠くに見えていた八ヶ岳が

突然空を割くように間の前に現れ始めると

引きずっていたものがすっかり消えています。

山小屋に到着して空っぽになったところで

飯を作るとか薪ストーブを焚くとか風呂を沸かすとか

生活するのに必要な行動を開始します。

そうするとその延長線上に仕事があるのがわかります。

 

その時の気分はというと

決して仕事に追われている感覚ではなく

自分から積極的に向かおうとしている感覚です。

 

ONかOFFかの切り替えではなく

OFFされて初めてONを知る。

最低限生きていくベースが整えられた上に

仕事というものがある。

 

二地域居住が注目されているのは

モバイル環境がどうのこうのという以上に

そんな当たり前のことに気づかされていることに

あるのではないかと思います。

 

“音”で心のマッサージ【Simple瞑想】