週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

心肥大の愛猫が腎不全と診断された

昨日の土曜日は2匹の猫の

定期健診の日でした。

 

朝の10時に行って

終わったらその足で八ヶ岳に・・・

と思っていたら

血液検査でとらに「腎不全」という診断が下りました。

当然八ヶ岳行はストップ。

 

先週一週間、吐く回数が多くなり

食べる量が少なくなっていたので

心配だった矢先の事。

とらは先天性の心肥大で

4年前から心臓の薬を欠かせなかったのですが

それに加え腎不全の点滴を打つことになってしまいました。

 

心臓疾患に腎疾患が加わると

医者としては打つ手がなく、

両方の進行を出来るだけ遅くするのが精いっぱい、

と聞いて、

目の前が真っ暗になりました。

 

しかも心肥大と腎不全の薬は

あちらを立てればこちらが立たずで

その微妙なバランスが難しいらしく、

例えば腎不全の点滴が多すぎたりすると

いきなり心臓が止まっちゃう猫もいるそうです。

 

とらはまだ5歳です。

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点滴を終えて家に帰ると

いつものように元気に鳴いて

プラスティックのチューブでじゃれているので、

そんな重大な疾患があるなんて思えませんが、

見せられたレントゲン写真には

ゴツゴツ隆起していたり

何か腫瘍がたまっているような影がいくつか見えたり、

先生に言わせると

内臓的には老猫とのことでした。

 

元気な姿を見れば見るほど

涙がこぼれてくる。

 

明日また点滴に行って血液検査をし

もしも数値がいい方に向かっているなら

一週間に一度なのか3日に一度なのか、

はたまた毎日なのか、

先生の判断で点滴に通うことになります。

 

昨日は何も喉が通らないぐらいショックでしたが

今日は少し持ち直し、

こうなったら絶対こいつを長生きさせる!

と心に誓いました。

 

猫は(犬もそうですが)、

鳴いても何を言っているのか、

どんな気持ちなのか、

痛いのか痛くないのかわかりません。

何をするにも

これは正しかったんだろうか・・・?

と思ってしまいます。

 

だから後になって

あの時のアレがいけなかったのか?

とか自分を責めてしまうのですが、

それすら正解かどうかわかりません。

 

猫のために、と思ってやったことが、

結局自分のためにやっていたことに気がつき、

落ち込みます。

 

生き物ですからお互いいずれ別れの時が来るでしょう。

それは自分が先であってはいけません。

それがペットを飼うということの覚悟だと思います。

 

これからの闘病にしっかりと向き合っていこうと思います。

それしかできません。

 

もう一匹のこたも心臓病を持っているけど

絶対長生きさせるからな!

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