昨日の夕方に
西伊豆から八ヶ岳に入りました。
いや~、標高1000mの山小屋は寒い!
そうだ、寒いと言えば「寒得フェア」ではないか!
と思い出してネットで調べたら
コロナ禍ではありますが
年明け1月16日からとありそうですね。
イベントでもこういう蜜を作りにくいイベントは
コロナ禍でもありです。
というか、もうやって欲しい!!ぐらい寒い。。。
寒さのせいか今日は誰かと会いたくなって
Aさん宅を訪ねました。
3週間ほど前に会ったとき
チェンソー作業や薪割りをやっていたら腰が痛くて・・・
と言っていたのですが、
そのあと急に立てないぐらいの痛みが襲い
ずっと接骨院に通っていたらしく
ようやく治り始めてさあ・・・
といって、ひょこひょこと玄関で待っていてくれました。
薪ストーブでまったりと暖かいリビング。
コーヒーと自家製シフォンケーキでおもてなししてくれたのですが、
この奥様お手製のシフォンケーキが超絶品!!
シフォンケーキはふわふわを追求するあまり
ぱさぱさだったり味が薄かったりするのですが
こんなに濃厚でしっとりしたシフォンケーキは初めて。
これでカフェでもやったら?
と半分マジで言ったら
人と話すの大好き奥様は
カフェというと大変だから
これを目当てにみんなが来てくれて
おしゃべりしたり音楽を聞いたりできる
そんなサロンのようなことをやりたいなあ・・・
と言っていました。
いや、やって欲しいなあ~。
で、当のご主人Aさんはというと
同じ腰痛持ちの僕と薪ストーブの前で
クルマの話で盛り上がりました。
彼はスバルのフォレスターに
つい最近同じスバルのサンバーという軽自動車を買いました。
同じスバリストとして
やっぱり八ヶ岳にはスバルだよね~
なんて言いながらも、
でもどこか物足りないよね・・・
なんだかこう刺激が欲しいよね・・・
と話は進み、
じゃあ具体的には何がいい?
みたいな話になり、
・道が狭いので小ぶりなであること
・ワインディングが多いのできゅいきゅい運転が楽しいこと
・絶対的パワーより加速”感”がいいこと
・音がいいこと
・ほんとはマニュアルがいいが
妻も運転するのでオートマがなきゃいけないこと(これは妥協)
この5つの条件が合致した結果、
何故か最終的に同じ答えに至りました。
それはイタ車、「アバルト595」。
一台はスバルの4駆があって
もう一台これがあると最高に人生楽しいよね~
なんて言いながら、
ずっとYouTubeを見てました。
ところで僕は結婚した当初
「131スーパーミラフィオーリ」
というイタ車に乗っていました。
とにかくカクカクしたクルマが好きで
その中でもこの131はなぜか愛嬌があって
途中高速の料金所の出口でエンジンが完全にストップし
JAFをよんだら、
こんなわけわかんないエンジン、修理は無理ですよ~
とか言われたことがありましたが、
ドアを開けるとチャリチャリ鈴が鳴ってお知らせしてくれて
可愛かったなあ・・・。
とはいえ壊れるイタ車はデートには最悪の結果を
もたらす危険があるので、
それ以来ドイツ車一辺倒になっていったのですが、
なんだか今になってあのゆるさが
懐かしくも恋しくなってきます。
2年ほど前にブログで
「フィアット124スパイダー(旧型)が欲しい」
と書いたのですが、
2年たってみると
メカニックに弱いので
デートじゃなくてもいざとなったらお手上げでしょう。
そう考えるとやはりフィアットでも現代にマッチしたモデルが良く、
サソリの毒を味わってんみたい、ということで
アバルト595に至ったのかもしれません。
カクカクと真逆じゃないかって?
そうなんです、その通りなんですが、
何故かフィアットらしい
身の丈に合ったかわいらしさがあるのです。
例えばロック音楽でもソウルミュージックでも
日本のポップスでも
有名なアーティストには
アップテンポもミディアムテンポもスローバラードも
いろいろあるけど
聞いた瞬間、これはあの人だ、とわかるのと同じように
四角と丸と両極の中にも
何故か同じアイデンティティを感じるのです。
Aさん宅から山小屋に戻っても
ずっとアバルト595のYouTubeを見ていたら
こんな夜更けになってしまいました💦
いまさらデートとかはないけれど
だからこそこのサソリに
人生の楽園を求めてみるのは
いかがなものか、と。
そう妻に聞いたらなんて答えが返ってくるか・・・
「視力落ちてるんでしょ?」
「めまいがするんでしょ?」
「私にも運転できるの?」
「ドアが2枚しかないの?信じられない!」
「あたしは助手席で寝るわよ」
「維持費はあるの?」
まあこんな答えが返ってくるのは目に見えてわかりますが、
最後は「勝手にすれば・・・」
という答えに落ち着くことを期待して、
これが男のロマンっちゅうものです。