週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

二匹の猫は画になって山小屋にいます

僕のブログのプロフィールには

「アコギと薪ストーブと猫がいる暮らしを夢見て・・・」

とあります。

 

アコギと薪ストーブは揃ったのですが

猫がいません。

 

二匹の猫は東京のマンション住まいで

いずれ八ヶ岳に連れてくるつもりでしたが、

二匹とも1歳の時に先天性の心臓病(心肥大)になったのは

以前のブログにも書いた通り。

心臓病をやらかすと

クルマに5分ぐらい乗った程度で

ハアハアゼイゼイ呼吸が早くなって

肺水腫になりかねないのです。

 

そうして最近もう一匹のとらが

腎不全にもなってしまい、

週2回の点滴が始まり、

もう八ヶ岳暮らしは絶望的になってきました。

 

結果僕自身も

八ケ岳での長期滞在が

ほぼ不可能になってしまったのですが、

そんなことより二匹の命が最優先!

 

ということで猫だけ諦めていた先日、

大好きな画家、

木原千春さんから個展の案内が来ました。

 

彼女の作品については

かつてブログで紹介しましたが、 

www.kogysma.com

あれからますますパワーアップし、

次々と新しい作品に挑戦しています。 

以前彼女とお話ししたとき、

絵は最後は書に近くなって行くんですよ・・・

と言っていたのですが、

書のようでもあり葛飾北斎のようであり、

その独特の画風は

最近では世界的に認められつつあるようで

海外で共同展などを開催すると

すぐ買い手がつくそうです。

 

僕は彼女の作品が

何故国境を越えて今人気があるのか

なんとなくわかります。

 

彼女の画風は

見る者に、本物の命以上に

「生きろ!」と訴えるからです。

コロナ禍で世界的に閉塞感が漂う時代だからこそ

心の奥深くに響いてくるのです。

 

その案内状を見たとき

ふと気がつきました。

 

彼女の画を八ヶ岳に2枚飾ったのは

半年ほど前。

2枚なのは

とらとこた、それぞれに重ね合わせたからですが、

であればもう山小屋には二匹がすでにいるではないか。

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そんでもってその下には

アコギがあるではないか。

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そんでもってその真向かいには

薪ストーブが炎をくゆらせているではないか。

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そうなんです。

山小屋にはすでに本物以上にずごいパワーをくれる

二匹の猫が住み着いているのです。

 

アコギと薪ストーブと猫。

気がつけば全部揃っていたいた山小屋。

 

木原さんとはおよそ1年前に知り合ったのですが、

運命の出会いを感じます。

 

彼女こそとらとこたの魂のような存在なのかもしれないと

そんなことを思いました。

 

明日かあさって、

彼女の個展に行ってきます。

 

もし彼女の画が気になったら

現在開催中のロイドワークスギャラリーを

是非覗いてみてくださいませ。

roidworksgallery.jimdo.com

 

これが点滴を打った後のとら。

疲れたあ・・・。

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これはそんなことどうでもいいこた。

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お前ら最新のアーティストに画にしてもらって

永久保存版だぞ。

ありがたく思えや~。