昨日のお昼過ぎに八ヶ岳に入りました。
台所、お風呂場、洗面所、あらゆる水場で
レバーが動かなかったり
動いても水が出なかったり流せなかったり、
ほぼすべてが凍っていました。
ここは前回水抜きをしていったので焦りません。
薪ストーブやヒーターで各所を温めているうちに
1時間程度で水は出てきました。
しかしお風呂の追い炊きスイッチが効かない。
これは故障したのかなあ・・・。
さて、令和3年に入っての初めてのランチ。
今回は義理の妹夫婦といっしょだったのですが
義妹夫婦が大好きな
「mountain*mountain」へ行きました。
日曜でしたがこの時節、この時期とあって
お客さんはまばらで
テイクアウトを待つ人が多かったのでしょうか。
店の中からの南アルプスは
真っ青な空にキリリと稜線を描いており
そのパノラマを眺めながら、
ブルースのBGMを聴き
熱いお茶を飲みながら注文した料理を待つ時間は
至福のひとときでした。
カメラマンとして世界中を飛び回った
その体験から生み出される料理の味は、
どれをとってもこのシェフにしか出せない味。
一言でいうと”スパイスの達人”です。
僕は好物ガバオライスランチセット、
義妹はトムヤムヌードル、
妻と義夫は石焼ビビンバのランチセットという
アジアを股にかけた注文の仕方をしたのですが、
それぞれ異なる絶妙のスパイス配分が
見事な味を醸し出してくれます。
こちらがガバオライス。
タイ米をうまい!と感じるのは
やはりその国の本質を体で知っているからだと思います。
こちらがトムヤムヌードル。
味見はしませんでしたが
義妹曰く、エビが少なくなったかも・・・。
でもスーパーうまい!と絶賛。
そしてこちらが石焼ビビンバ。
これも味見はしませんでしたが
注文した二人とも
意外なスパイシーさとボリュームに
大満足の様子でした。
せっかくなのでシェアできるものを一品、
ということで、
妹おすすめのさつまあげを注文。
なんでここまで来てさつまあげよ?
と思ったのですが、
食べてみるとわかる。
いや、食べてみないとわからない。
日本のさつまあげの味を残しながら
世界のスパイスを取り入れて
オンリーワンの味に仕上げています。
ランチセットだったので
ドリンクやスイーツもついてきました。
僕はレモンシロップジュースのアイス
(ホットとアイスが選べます)
を注文しましたが、
おすすめはというとガラムマサラの効いたチャイティーです!
日本は世界からコード(文化や技術の基本要素)を取り入れ
日本ならではのモード(様式)にしていくことにたけている。
そんなことを言ったのは尊敬する松岡正剛さんですが、
それを体現しているのがmountain*mountainだと思います。
コロナが猛威を振るう中
あまり行ったり来たりは出来なくなるかもしれませんが
今年も八ヶ岳のおいしさをたくさん堪能できるといいなあ、
と思います。