先週から今週にかけて
珍しく怒涛のように忙しく、
月曜日は１０時に川崎にてインタビュー、
火曜日は９時に武蔵小杉でプレゼン、
そして今日水曜日は
同じ武蔵小杉で９時半から２本のインタビューをこなしました。
若い人に言わせたら
それっていつもの仕事と同じじゃん！
と言われると思うのですが、
それがもうできなくなってきつつあるのです。
まずはそれぞれの曜日に行く時間を混乱して間違えました。
火曜日の９時をうっかり今日の水曜日の９時半と勘違いし、
余裕で武蔵小杉の駅についたところで
スタッフから
「どうしました？今どこですか？」と電話があって、
駅ですけど・・・と言ったら
じゃあ先に始めてますね、と言われ、
そこで９時半じゃなく９時だったことに気がついたのです。
そんでもって焦って走って到着し、
会議室を開けた途端、
「ちょうどよかった！まさにkogyさんパートに入るところでした。
ではお願いします。」
といきなり振られて
頭の整理がつかないまましゃべり出したら、
最後の方、だんだん朦朧とめまいがしてきて
上手にしゃべれず、
「というわけで、あとは資料をご覧ください」
と言って切り抜けました。
切り抜けた後は動悸が激しくなって、
出されたお茶で思わずデパスを飲み込みました。
しばらくして落ち着いて思ったのは、
もうこういう緊張を強いられるような、
追い詰められるような仕事は無理だなあ、
ということです。
思えば社会人になってからというもの
ずっとその連続でした。
だからこそ成長できたのかもしれませんが
その反動も今になって来ているのだな、と。
体も頭も心もついていけなくなってきつつあるのですが、
それは仕事をリタイアしたいということではなく、
もうそういう緊張感から解放されたい、
ということだと気が付きました。
そうなんです。
仕事をしたいとかしたくないとか
そういうことじゃなく、
追い詰められるのではなく
自分のリズムで動きたい.。
みんな１２０キロで走っていても
恐くて８０キロぐらいしか出せないんです。
だから煽らないで欲しい。
そう思うのが還暦前後の本音なのです。
それじゃ仕事なんてなよ、と言われるでしょうが、
そうなったらそうなったで
細々とやっていきましょう。
高速道路なんぞは走らず
農道でもテレテレ走ります。
かつてはバリバリできたように、
バリバリできる若い人に譲るのが
未来のためだと思います。
そう言えば・・・。
森、二階、麻生。
多分何を言っても自分ゴト化できないのでしょうね。
反省します、と言っても何が悪いのか根本的にわかっていない。
「自分の発言がなぜ批判を浴びているか、
理由を答えてください」
そう問い正したら
多分ちんぷんかんぷんの答えが返ってくるのでしょうね。
世の中に迷惑にならないように、
それでいて少しは貢献できるように、
アンダーステイトメントに生きるということが
ようやくピンとき始めました。
