昨日は娘の夫の両親が関西から見えて
4人で久しぶりに会食です。
いつかお連れしたかったスペイン料理のお店、
「アロセリア ラ パンサ」です。
3年連続でミシュランのピブグルマンを取得、
コロナ禍の雨の土曜日に関わらず店は満席。
僕ら4人は5000円のコースとワイン2本で
6月に予定の孫の誕生に思いを馳せて
楽しく盛り上がりました。
コース料理を写真で紹介します。
(それぞれに名前があるのですが全部上の空💦)
濃厚なカニの味が温かく口の中に広がるスープ。
イベリコ豚の生ハム。
これが死ぬほどうまい!
いや、死ぬ間際にはこれを食いたい!
と思うほどうまい。
イカ墨とじゃがいもをマリネして揚げたもの。
外はカリッと、中はほんわかクリーミー!!
あれ、これがじゃがいものマリネだったけ?
全然違うけど、うまいのなんのって!!!
そしてこれが魚料理。
上に乗ったカリカリに揚げたちぢみほうれん草と
一緒に食べる。
どうしてこんな組み合わせを思いつくのだろうか・・・!
そうしてこのお店の看板メニュー、
パエリアです。
パエリアパンの底にこびりついたお米のおこげを
こそげ取りながら、
全体を混ぜていただきます。
アルデンテのお米から甘みがじわ~と滲み出し、
ふっくら焚き上げる日本のご飯とは決定的な違いを楽しめます。
このパエリアはいろいろな種類があって選べるのが楽しい!
〆のデザート。
日本の料理は砂糖を使いますが、
ヨーロッパなどでは砂糖は料理に使いません。
そのかわり最後のスウィーツで甘みを補給します。
そこには中途半端な甘さはありません。
コクのある濃厚な甘みが
圧巻のフィナーレを飾ります。
ブラボー!
スタンディング・オヴェーションならぬ
シッティング・オヴェーション。
官能を刺激する料理というのは
こういうものをいうのだと思います。
孫が生まれた時のことを思うと
妙に嬉しくて会話もワインの進み、
気が付いたら3時間近くなろうとしていました。
お店を出たら雨は止んでいました。
おじいさん、おばあさんになろうとしている
4人の大人の夜でしたが、
銀座の夜ってこういうことをいうのだろうなと
初めて気が付いた気がしました。