八ケ岳の山小屋にいた５月１日の夕方
急に左目が痛くなった。
ゴミが入ったようだが
ゴミというより大きな異物が入ったかのような痛さ。
洗面器に水を張って何度も何度も目を洗ったけど
全然異物が取れた感じはしない。
しばらくすると痛みは消え
ゴロゴロ感だけが残ったが
半端ないゴロゴロ感で
目玉を動かせないくらいだった。
眼医者に行った方がいいかも・・・
と思って近所の眼科を検索したら
韮崎、甲府まで地図を広げても
このGWにやっている病院はなかった。
唯一長坂の甲陽病院が救急患者を受け入れており
救急で行ってみたら？
と妻に言われたが
担当医が眼科じゃなかったらちょっと怖い。
いや、それ以上に
コロナ禍の中東京の人間が地方の病院に
救急でお世話になってしまうことの
万が一の恐ろしさを考えたら
なんとか我慢することにした。
いずれポロッと取れるだろう・・・
しかし３日の今日
ゴロゴロ感は強まるばかり。
いてもたってもいられなくなって
東京の家の近くの眼科を探したら
なんと家から歩いて７分のところに
GW中も診察してくれる病院があった。
というわけで
雑木林の新緑の隙間から
キラキラこぼれ差す５月の朝陽に
断腸の思いで別れを告げ
一路東京に向かった次第である。
お昼過ぎに家に到着し
その足で目的の眼科へ。
受付を済ませてしばらくしたら名前を呼ばれ
診察室に入ったら
すぐさま瞼の裏をめくられ
はい、取れました！
と取れた異物を見せられました。
その異物の大きさ、
なんと１ミリ程度！
その異物が取れるまでの時間、
ほぼ１秒！！
この３日間はなんだったのか・・・
と思うほどスッキリすると同時に
この１ミリ、１秒のせいでGWリタイアしたかと思うと
軽いショックを覚えた。
ところでその先生に言われたこと。
緑内障と判断してもおかしくないですね。。。
実は緑内障の疑いがある、ということで
赤坂の眼科に定期的に通っていたのだが
あらためて別の先生にも言われてしまった💦
緑内障といっても
きちんとケアをしていけば
そんなに悪化しないはず。
でも緑内障と聞いて、
ついさっきまでいた
新緑の雑木林が
もう懐かしく思えてしまった。
