週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

薪小屋完成&反省・・・

ついに薪小屋が完成しました。

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長かったあ・・・。

いつから作り始めたか調べてみたら

去年の8月10日に基礎工事に着手したことがわかりました。

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(去年の8月10日)

 

なんとおよそ10か月💦

 

ネットで検索すると

いかにも3日もあれば誰でもできる、

なんてこと書いてありますが、

それは設計図やら段取りがしっかり入った

経験者の話!

週末通いではなかなか進まないし

冬を越したら霜で基礎が沈んでいた、

なんてアクシデントもあり、

途中何度も挫折しかけましたが

ゆがんではいるものの

なんとか形になって、

やっと山男の仲間になれたような気分です。

 

出来た直後はもう2度とこんなもん作らん!

と思ったのですが、

1日たったら

あそこはもっとこうすればよかった・・・

今度は違う設計図ででやって見ようか・・・

などと

いっちょ前にまた作りたくなっているから不思議です。

 

さて。

 

僕の薪小屋の作り方なんぞ書いても

ネットを叩くと兵どもが色々な作り方を紹介しているので

なんの参考にもならないのですが、

初めて薪小屋を作ろうとしている方に

失敗から学んだポイントだけお伝えしたいと思います。

 

①基礎が大事!

 

僕の場所はちょうど標高1000メートルにあります。

周りの何人かに聞いたら

基礎なんかいらないよという人もいたし

基礎は60センチぐらい掘ってしっかり作ったほうがいい、

という人もいたりで迷ったのですが、

その中間をとって30センチぐらいで

ちょちょいのちょいとやろうとしたのが失敗でした。

平行も、まあこんな感じだろう・・・

なんて自分を甘やかした結果、

冬を越したら6カ所のうち2カ所が沈んでしまいました。

土台がゆがんでいるので建物もゆがみます。

その調整のために板をかませたり柱の長さを切ったりしたのですが、

きっといつかはそのツケがまわってくるのではないかと思います。

やっちゃったからしょうがない。

そん時はそん時ですが・・・。

 

②「2×4」がいい

 

木材はいろいろあると思いますが

屋根の部分を除いて

ほぼすべてを「2×4」でやったことは良かったと思います。

「2×6」や「1×4」なんていうサイズもあり

個所によってはそれらを組み合わせてもいいのですが

規格が決まっているので設計しやすいし

ネジの長さなども図りやすい。

つなぎ目のジョイント金具なども

2×4専用のものがあるので便利です。

ただ、買う時に注意しなくてはいけないのが

結構曲がっているものとか割れていたりするものがある。

熟練者に言わせると

入荷したてを見計らって買いに行くのだとか・・・。

 

③塗装は3度塗り

 

2×4の木材にはちゃんと塗装をしてください。

特に2×4は腐りが早いと聞きました。

よくある屋外用のキシラデコールでいいと思いますが、

僕は面倒くさいしお金もケチって

1回でいいや・・・と思ったら

3回やったほうがいい!とOさんに強く勧められました。

結局またその間を取ってしまって2回塗り。

果たして吉と出るか凶と出るか。。。

 

④インパクトドライバーが入らない場所がある

 

とにかく取り付けはインパクトドライバーで

ガシガシとやっていったのですが、

出来上がってきて細部になると

ドライバーが入らない場所が出て来ます。

結局そんな場所は手で締めたり

釘を打ったりしました。

でも熟練者はそんなことにならないような

設計図を描くんだろうな・・・。

 

⑤怪我に気を付ける

 

当たり前だのクラッカーなのですが、

歳には勝てません。

運動会で意外に足が進まず

前のめりになって転んだ経験のある人は要注意です。

ちなみに僕は

何度か腰を痛め、

左足の甲が腫れ(しゃがむのが多かったせいか)

のこぎりで指を切り、

目にゴミが入り、刺さった棘は数知れず。

 

というわけで、

初めて挑戦しようとしている方向けの

ヨレヨレ中年若葉マークの山男からのアドバイスでした💦

 

PS:

とにかく勉強と同じで基礎が大事!

基礎さえビシッと決まったら

もっと爽快だったろうな・・・と思います。