ひょっとすると
これからは妻はあまり八ヶ岳に来れないかもしれない・・・。
だったら天気もいいので久しぶりに遠出しようと
八ケ岳から戸隠まで行ってきました。
初めての戸隠。
山小屋からおよそ2時間半。
こんなに遠いとは思いませんでした💦
道中に白馬やら野尻湖やらの案内が見えてきます。
社会人になって間もない頃の冬はというと
毎週のように金曜日の夜になると
スキー用具を積んで会社を出て
この辺に向かっていたことを思い出しました。
会社を終えるのが7時とか8時。
それからここまで来ようとしたら
夜のてっぺんをこえていたはずです。
それでもめげずに行っていた30年以上前の若さが
今では信じられません。
さて。戸隠神社は、
奥社・中社・宝光社・九頭竜社・火之御子社の5社からなる神社です。
創建以来2千年という
気の遠くなるような歴史を持っています。
遠い昔、天の岩戸が飛来し
現在の姿になったと言われる戸隠山を中心に発達し、
御祭神たちは天の岩戸開きの神事に
功績のあった神々です。
あ、そんなことはたくさんご存知の方がいらっしゃるので
僕が書くのは野暮というもの。
ですので数えきれない修験道の聖地を巡った
修験道になろうとしてもとうていなれない
戸隠の畏れ多さを書いてみようと思います。
正直5社をがんばって巡って帰ろう・・・
なんて思ったら
2つの意味でとんでもない目に会います。
一つ目は渋滞問題。
僕たちが行ったのは昨日、
シルバーウィークのど真ん中でしして、
さすがに混んでいるだろうと
山小屋を朝の7時半に出て
9時50分に着いたのですが
どこの駐車場も満車でした。
中社の駐車場に入ったら身動きが出来ず
こりゃ早々に退散だ・・・と思って
帰ろうとしたら、
偶然にも一台クルマが出て
ラッキーにも止められた次第ですから。
奥社にも宝光社にも駐車場はあるのですが
まちがいなくどこも満杯だったと思います。
ガイドではそれぞれの駐車場にクルマごと移動して
そこからそれぞれのお社を巡るといい・・・
みたいにありますが、
まず休日にはかなわないことだと思います。
二つ目のとんでもない目とは
体力勝負の参拝になるということです。
僕らは中社にクルマを止め
まずは戸隠神社の御本社である奥社に行ったのですが
片道3キロはあったと思います。
それもお社が近づくにつれて坂がきつくなり
最後は200段近い階段が待っていて
へたなトレッキングより苦痛です。
で、この奥社が一番きついのですが、
それをはじめとして5社全部を回ろうとしたら
一日かかることを覚悟した方がいいと思います。
参拝客がずごかったので
なんだか神聖なトレッキッグ気分にはなれず
回れるところだけ回ろうと頑張った結果、
火之御子社を除く4社を巡ることが出来ました。
5社のうち人気ランキングでいうと
1位:奥社と九頭竜社
3位:中社
4位:宝光社
5位:火之御子社
といった感じでしょうか。
(こんなことを言ったらバチ当たりそう💦)
でも汗をかいて苦労するから
人が多かったことから察するに、
神社というのは
苦労の先に喜びがあることをわからせてくれる
そんなチカラをくれる場所なんだなあ・・・と、
つくづく思いました。
最後に旅の軌跡を写真で巡りますね。
戸隠神社・奥社の入り口。
少し歩くと鳥居があります。
鳥居をくぐってしばらく歩くと門があります。
もうここで息が切れ始めています。
この門をくぐると
かの有名な大杉の山道が延々続きます。
どんだけ大きいかというと
こんだけ大きい。
この大杉には神が宿ったようです。
そんな大杉に神を感じるのは
日本人のすばらしさかもしれません。
体力に限界を感じ始めるころに
ようやく奥社が現れます。
すごい人でした。
参拝に15分ほど、
その後御朱印とお守りを買うのに
20分ほど待ちました💦
そうして奥社参拝を終えて
中社に向かいます。
中社は壮大な社殿でした。
参拝客は奥社の1/3と言ったところでしょうか。
参拝を終えて向かったのは
宝光社です。
この社殿は心臓破りの階段があります。
数えたら191段ありました。
(HPでは270余段とありましたが、
僕が数える限り191段でした)
でも汗をかいて登りつめた社殿は
とても建築アートが素晴らしく
細部の彫り(デザイン)に圧倒されました。
それほど大きな社殿ではありませんでしたが
僕的には一番オーラを感じた場所でした。
こうして戸隠神社の旅を終えたのですが
もちろんその途中腹が空きました。
そうして立ち寄ったそば屋が
これまたうまかった!
というわけで
そのそば屋について
次回続きを書こうと思います。
おやすみなさい・・・。