息子のいる大阪に
妻が2泊3日で遊びに行って
帰ってきました。
この歳になって二人暮らしになると
どちらかが旅行に行っても
別段お土産というものを期待していないし
欲しいものもないし
そのお金、無駄じゃない?
なんて考えてしまいがちですが、
今回の大阪土産は最高でした!!
蓬莱亭の豚まんと焼売です。
この豚まんは4個入っています。
大きさはコンビニの肉まんとほぼ同じぐらいですが
味が別物。
といっても
高級中華店の店先で売っている
出来立て本場豚まんのように
肉肉していたり
肉汁があふれ出すようなことはありませんが、
濃い目の餡が
もちもちの皮に包まれていて、
そう言えばこんな豚まん
よく食べたっけなあ~
と思うような
しっかりとした懐かしい味なのです。
そしてもう一つのお土産、焼売。
10個入っていましたが
1個の大きさが崎陽軒の1.5倍はあるでしょうか。
どっしりと重くボリューミーで
味はというと豚まんのように
濃い目の庶民受けする味付けで
これまた懐かしい旨さです。
コンビニやスーパーのチルドで買う
薄っぺらい感じはなく
それでいて本場中華の高級感までは行かないのですが、
この妙に惹きつけられる秘密はどこにあるのか・・・
と思ってHPを調べてみたら、
創業は今から80年近く前の1945年、
最初はカレーライスに始まり
クリスマスケーキ、アイスキャンディー、
そして豚まん、焼売、餃子などへと
商品展開していったそうです。
HPには過去から今までのCMが見ることが出来て
そのいかにも吉本新喜劇的内容に
思わず全部笑いながら見てしまいました。
そしてCMでは「551のホーライ」と言っているのですが
なんで551というかも調べたら、
創業者の羅邦強という人が
もっとお客様に親しみやすく覚えやすい名前はないものか・・・
と思案している時に
目に入ったのが自分の吸っていた「555」というタバコ。
数字なら覚えやすいし万国共通!
そう思った羅邦強が、
”味もサービスもここがいちばん”を数字に当てはめて
「551」となったそうな。
そうそう、値段は?と妻に聞いたら
伊丹空港で買ったけど混んでて忘れた・・・
というので
これまた調べてみたら、
公式サイトでの販売価格が
豚まん4個入り:¥760-(税込み)
焼売10個入り:¥700-(税込み)
って、ちょー安くないですか!?
大阪といえばたこ焼きに串カツ、という固定概念、
モロ崩れ。
これ、ずっと昔からソウルフードだったのですね・・・。
60年近く生きていて何度も大阪には行ったけど
知りませんでした。
久しぶりに最強のお土産でした。