2泊3日の長崎は夜は雨。
その代わりに朝は空気がきれいで
キラキラと目がくらむようにまぶしい。
しかしそれもつかの間。
日中は雲が多くなって
曇ったり晴れたり落ち着かないお天気模様でした。
いろいろ見て、食べて、感じた長崎でした・・・。
怪しい色気の中華街。
時が止まったような街かど。
今にもオランダ人がやってきそうな坂。
人の営みの歴史を見続けた路面電車。
キリストに会いました。
マリア様にも会いました。
猫の神様にも会いました。
名物「角煮カツ」なんぞもいただきました。
新型ジムニーにも乗りました。
ジムニーで日本最西端の駅「平戸口駅」に行きました。
あれから一週間ほど経つというのに
どの記憶もカラーで鮮明に蘇ってきます。
でも一番印象に残った風景はというと、
袴姿の女子学生たちでした。
学校を卒業して
仲良しどうし
これから別々の道を歩いていくのかな。
これからの始まりは
これまでの終わりで、
その刹那を永遠に記憶に刻もうと
いつまでも何回も
いろんなポーズで写真を撮っていました。
今度は〇〇が真ん中ね。
次は△△が後ろを向いて。
ねえ、みんなで卒業証書を川に投げるとかどう?
・・・
「ありがとう」
なんて一言が発せられた瞬間に
別れが始まることを恐れて
誰も辞めようとしない撮影会。
雨はまだ降ってこないのに
急に目の前の景色が滲んできてしまって
傘で顔を隠しながら
帰路についたのを覚えています。
こういう光景には相変わらず脱皮できない
涙もろい自分がいます。
仕方ない、そういう歳ということで💦