週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

二地域居住の最高の瞬間

昨日午前に溜池で打ち合わせを終えたあと

午後夕方に八ケ岳に入りました。

東京・溜池の空は

雨を降らさんばかりの雲に覆われ

緑に色づき始めた街路樹は

なんだかしょんぼりと秋を物語っているようでした。

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昼に打ち合わせを終え

一旦家に帰り荷物を整え

クルマを西に走らせます。

 

天気は徐々に回復し

途中の甲府あたりでは

ところどころにのほほんと雲が浮かぶ

のどかな春空が広がっていました。

 

その見上げる春のキャンバスの下を

一直線のシュプールを描くように走り去る

いくつもの飛行機。

間もなくキャンバスに滲みだすように広がる飛行機雲は

3週間前に長崎に行った時の飛行機の軌跡と

同じものだろうか・・・。

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こころがどんどん晴れ晴れとしてくるのは

そんな空のせいか、

それともスピーカーから聞こえる

BUMP OF CHICKENのせいだろうか。

ちょうどアルバムの最終曲の始まりのところで

山小屋に到着しました。

 

山小屋の駐車場にクルマを止め

荷物を運び出すより早く

真っ先にやること。

それは雑木林の散策です。

 

ありました、春が。

都会でも見るスイセン。

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そうして都会では見ないカタクリ。

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東京から160キロ程度。

遠いのに近く感じるにもかかわらず

近いのに遠く感じるこの感じは

なんなんだろうか?

 

でも決して嫌な感じではない。

あわよくばずっと抱きしめていたいほど。

 

二地域居住をしてよかった!と思える最高の瞬間は

こんな瞬間にあります。