年に2度のギターの弦の張り替えの時期がやってきました。
すると案の定こいつらもやってきました。
こたです。
とらです。
二匹合わせてとらこたです。
こたは眠そうです。
こいつらはギターの弦が大好きです。
ビヨンビヨンするのが面白いのでしょう。
ショップで買ってきたおもちゃよりも
はるかに食いつきがいいのです。
ですがギターの弦は先がとがっているので
目に入ったりしたら危険なので
ほどほどにします。
そうするとそれがわかったかのように
ほどほどになります。
意思疎通できているようですが
思いっきり裏切られることもあります。
例えば遊びが佳境になったかと思うと
急にしらけます。
お前、バカじゃね?
みたいな顔でバカにします。
僕はギターの弦を変えているのか
猫を遊ばせているのか
はたまた猫に遊ばれているのか
わからなくなってしまいます。
でも一通りギターの弦を変え終えて
初めてギターをかき鳴らすと
その新鮮な音に驚いて二匹は僕をみます。
僕らは目が合います。
いい音だろ~!
と笑うと
そっけなく目を背ける猫たちの
ちょっと恥ずかしそうな
バツの悪い様子が見て取れて
あ~あ、楽しいひとときだったと初めて実感するのです。