週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

38年前の同期と八ヶ岳で同期した日

7月24日日曜日、

週末の八ヶ岳でのこと。

かつての会社の同期、

Yさん(女性)と会いました。

 

Yさんも彼女の旦那も同じ会社の同期同士。

僕の妻も同じ会社で同期結婚だったので、

早い話4人が同じ会社の同期同士なのです。

旦那はというと配属先も同じで

入社して2年ほどは向かい合わせに座っていて

仕事中も思いついたように世間話をした仲でした。

 

3年目あたりから徐々に仕事の接点がなくなり

Y夫妻はいつの間には会社を辞めて

八ケ岳に引っ越していったという話を聞いていて、

5年前に僕が八ヶ岳と二地域居住し始めるようになって

事あるごとにY夫妻のことを思い出してはいたのですが

ネットなどで検索しても連絡先がわからず

ずっと心にしまっておいたままでいました。

 

ところがひょんなことから彼女のメルアドを知り

思わずメールをしたら

懐かしい~!という返事とともに

お茶でもしましょうということになり、

会うに至ったという次第です。

 

会ったのは「ククーカフェ」。

早めについた僕は

なんだかいままでにないドキドキを覚えましたが、

彼女の姿を見て一言挨拶をしたら

ぱあっと38年前にタイムスリップし、

それからは怒涛のようにいろんな話が

次から次へと湧いてきて

止まらなくなりました。

 

旦那のY君は残念ながら来れなかったけど、

ちょっと最近病気をしてしまっていること、

二匹の犬を飼っていること、

田んぼをやっていること、

仕事もしていること、

などなど最近の暮らしぶりを聞いた後は、

会社を辞めた時期や理由、

いつ八ヶ岳に越してきたか、とか、

なんで八ヶ岳?とか、

今度は八ヶ岳の話になり、

最後はまた元に戻って

会社員時代の他の同期の話になり、

みんなと会いたいね~なんて話になりました。

 

話はお店がクローズになっても尽きず、

帰り道に僕の山小屋を案内し、

そこでまたひとしきり盛り上がったりしたのですが、

僕の山小屋の雑木林を見ながら

もうちょっと木を間引いていいかもね、とか、

こういう草は抜いちゃった方がいいとか、

アドバイスをしてくれる彼女の姿は

横浜育ちでバブル期に入社し

ギラギラしていたあの頃の飾りがすっかり抜けて

キラキラ自然体で心地よく、

多分僕もそう思われたのかもしれませんが、

会話が途切れても

穴埋めしなきゃ・・・なんて焦ることなく、

流れるに任せた黙ったままの時間に

セミの声が染みわたる夏の夕暮れを楽しみました。

 

同期ってシンクロニシティのことであり

どこかに偶然とか運命的な不思議な魅力を感じます。

 

偶然会社で一緒になった同期が

いつの間にか離れて行って

40年近く経って

今度は偶然八ヶ岳で再会する。

同期がシンクロした日。

2022年7月24日(日曜日)は

ちょっとした記念日になりました。