週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

高校野球が開幕し広島に原爆が落とされた今日におもったこと。

今日夏の甲子園が始まりました。

僕は東京と山梨で二地域居住していますが、

不思議なものですね。

応援する県はというと

故郷の福島県の高校です。

そして次に応援するのは

生まれた場所がある栃木県です。

その次に東京と山梨が続きます。

不思議なものですね・・・・。

子どもの頃に親しんだ場所に心はあるんですね。

 

では福島の高校が負けるとどうするかというと

東北6県を応援する。

東北6県が負けると

北日本の高校を応援する。

 

北日本の高校が負けるとどこが勝っても負けてもうれしい。

おめでとう!と心から感動する。

 

そうして全国からすごい選手が集まって

プロ野球になっていく。

プロ野球は僕はジャイアンツファンなので

パ・リーグとかに負けたりすると腹が立つけど

MLBなどの世界ステージになると

全日本を応援する。

 

不思議なものですね。

自分の近い所を常に応援している。

 

そうしてスポーツからも離れて地球に目を向けると

僕にはやっぱり

アメリカやヨーロッパなどの資本主義圏と

アジア圏に自分ゴト化してしまう。

ロシアとウクライナの戦争はいたたまれないけれど

それ以上にベトナム戦争や天安門事件などの映像には

もっといたたまれなくなってしまう。

 

不思議なものですね。

やっぱり自分に近い所に心も近い。

世界は一人称で回っているのです。

 

そう考えると地球が一つになるって

地球が自分に近いと感じる時なのかもしれない。

じゃあそれは具体的にどんなときかというと

地球全体が無差別に攻撃を受ける時かもしれない。

 

じゃあ宇宙からの戦略者がやって来るのを

待たなくてはいけないのか?

と思うけれど、

今まさに地球全体が目に見えない者たちと戦争しているではないか。

 

コロナもサル痘には国境もなければ地球という概念もない。

ただ生物をターゲットにする。

 

本当はこの機会に全世界で統一した一つの戦い方を

示すべきだったのではないかと思います。

 

折しも今日は終戦記念日です。

国境をなくして地球という舞台に立って

第一人称になれたかどうかが

唯一戦争を食い止める手段なんじゃないかと思いました。

 

身の回りで起きる些細な戦いも

地球規模で生きている血を流すような戦いも

同じように僕の心を蝕んでいきます。

 

合掌・・・。