週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

最強の酒の肴発見!「ねむらせ豆腐」

旨いものを見つけました。

先だって千葉の”発酵の里”神崎(こうざき)町に

ドラぶらしたときに買ってきたものです。

(そのときの旅レポはこちら↓↓↓↓)

www.kogysma.com

 

「ねむらせ豆腐」。

 

これは何かというと

豆腐を水抜きして昆布とさらしで包み

麦味噌で半年漬け込んで一度取り出し

また半年新しい麦味噌で漬けこむという手間を経てできる

日本ならではのディープな伝統食です。

その食感や味はというと

ペースト状になったチーズに昆布の旨味が詰まった

非常に濃厚な味で

ちょっと沖縄の豆腐ように似ているかもしれませんが、

豆腐ようが泡盛につけるのに対して

こちらは麦味噌に付け込んで発酵させます。

その分豆腐ようよりもずっとしょっぱくて

大地のどっしりとした強さみたいなものを感じます。

まさに酒の肴にピッタリ!です。

しょっぱいのでたくさん食べれませんが、

ちびりちびり日本酒とやるには最強のお供でしょう。

80gで1080円とそこそこお高いのですが、

まあ一気になくなることもなく

妻は好まないので私の専用つまみになっており、

ここのところ毎晩のようにこの瓶を突きながら

チビリチビリと日本酒を楽しんでおります。

 

飲むたびにこの神崎という街はすごいなあ・・・!

なんて思っているのですが、

昨晩瓶を見ていたらハッと気が付きました。

この「ねむらせ豆腐」は神崎産ではなく

なんと宮崎県椎葉村の伝統食品だったのです!!

 

神崎熱がちょっとだけ薄れましたが、

いやはや今度は視点を変えて

酒の肴にぴったりの

日本の発酵食品を探す旅、なんてのもいいかも、

なんてほくそえんだりしました。

 

そんな夜更けの脳内一人旅に

こたろうが付き合ってくれました。