週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

若い世代を交えての還暦ランチ@「穴子や」(神谷町)

今日は久しぶりに

昔いた会社の同期3人と

昼飯を食うことになった。

ひとりはいま一緒に仕事をしているN君。

そしてもう一人は38年ぶりのT君だ。

T君は広告業界でいまだに頑張っている

クリエイティブ・ディレクターで、

そんな彼の話を聞きたいと

N君の部下の若い女性二人も加わり

結局5人の食事会となった。

 

行った場所は神谷町の穴子専門店

穴子や」である。

どうやら有名店らしく

11:30開店というのに

11:20ごろには人だかりができていた。

 

僕らはてんぷらにした穴子と

タレで焼いた穴子の両方を楽しめる

限定ランチ(¥1,700-)を注文。

それをほおばりながら

新入社員時代の話で盛り上がった。

 

どんどん盛り上がる昔話に

一緒の2人の女性はつまらなくないかなあ・・・?

と気になったが

どうしてどうして。

2人はきちんとついてきてくれて

面白そうに相槌を打ってくれたりしてくれた。

 

いや、ほんとうはつまらなかったけど

穴子のうまさがそうしてくれていたのかもしれない。

 

食事を終えて

近くのT君の事務所に行って

具体的に仕事の話をしようということになった。

穴子やがN君が支払った代わりに

途中のカフェでT君が人数分のコーヒーを買ってくれて

テイクアウトして事務所に入った。

 

事務所では最近の仕事内容を紹介し合った。

みんなの話を聞いていて

僕はT君もN君も随分いいことを言うなあ・・・と思った。

そして二人の意見にそのとおり!と思える自分も

ひょっとしていい感じに歳を取っているのかも・・・

と思った。

 

楽しかった。

 

そしてそんな還暦3人の話を

やっぱり面白そうに聞いてくれる女性二人に

先輩の話を聞き洩らしてなるものか!

とばかり真剣にメモしていたあの頃の自分が重なった。

と同時に、

メモされるような話など何もしていないことに気が付き

2人に申し訳ないと思った。

 

そんな僕と同じ気持ちだったのか、

話を終えて事務所を出る時に

T君が今日はありがとう、と言って

付き合ってくれた二人の女性に

お土産をくれた。

 

N君の部下でありながらも

2人のスキルアップが目標の僕にとっても

そのお土産は嬉しかった。

 

なんだかわからないけど

苦楽を共にした同期を大事にしようと思ったと同時に

今の仕事に真剣に向き合おうとしている若い世代に

僕は出来る限り貢献しなきゃ!

と心に誓った。