週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

今年初めての薪ストーブ。

10月7日金曜日、

薪ストーブを焚きました。

 

室温15度。

湿度70%。

 

灯油ストーブを焚くと

22度ぐらいまで上がるのですが、

22度でも寒く感じ、

仕方がないのでジャンパーを着てみたりするのですが

それでも心から温まれないのです。

 

それで薪ストーブに点火しました。

 

この冬初めての薪ストーブです。

 

点火すると徐々に部屋の温度は上がり始め

1時間もたたないうちに22度になりました。

 

ところがこの22度、

さっきまでの灯油の22度とは明らかに違います。

これは薪ストーブを贔屓して言ってるのではありません。

温かさが違うのです。

多分どんな人もこの違いには気づくと思います。

そして、ああ、温かい!と、

心の底から思うと思います。

 

一般的には遠赤外線効果だというのでしょう。

部屋の空気が攪拌されるのではなく

空気の分子一つ一つが暖められて

自ら跳ね回っていて

それがきめ細かに体に体当たりしてくる、

そんな感じなのです。

 

僕は冬の到来をこの薪ストーブ点火の儀式で確認します。

冬が来たことの喜びをかみしめます。

 

さて、このストーブの上でどんな料理を作ろうか?

パエリアもいい。

焼き豚もいい。

シチューもいい。

焼き芋もいい。

まだ濃い緑が残る雑木林を吹き抜ける冷たい風を感じながら

薪ストーブの熱を浴びて

小さくなって想像を温めるひと時を抱きしめるのが大好きです。

ここは誰にも邪魔されない自分のサンクチュアリになります。

 

今日2022年冬が到来です。